おねショタ108式の58『スパイの少年のゆくところ』
とある戦乱の時代。薄暗い砦の最奥部でのはなし。
主人公はこの砦の勢力と対立する組織のスパイである少年。
些細な情報の齟齬からスパイであることが発覚した少年は、強制的に連行されて部屋の中央に拘束されていた。
組織によりスパイ教育を施されたとはいっても、まだ年若いゆえにそれは完璧ではなく、少年は怯えを隠し切れない。
情報を吐かせられるだろうか。拷問耐性の訓練は有効に発揮させられるだろうか。
そんなことを考えているうちに、目の前のドアが開き数人の人間が入ってくる。
それは全員が女性の集団だった。
彼女らのリーダーらしき女性が言う。
我々にお前から情報を引き出す気もない。と。
……そして、彼をここから出させる気もない。と。
そう告げた女性は憐れむような眼差しで彼に向け、部屋を去っていった。
そして残された女性らの一人が、下着を残して彼の服を乱暴に剥ぎとる。
よく観察すると、彼女らの身なりは最初に宣告した女性に比べると幾分劣る。
そして、みな揃って鍛えられた肉体を有していた。
「いやぁ、ようやくオレらにもあてがわれたか。ありがとな、潜入してくれて。楽しませてもらうよ。オモチャとして」
先頭の女性がそうニヤニヤしながら言う。
そして彼の唯一残っていた下着を剥ぎ取り、乱暴に彼の性器にむしゃぶりついた。
萎えても薬物を使って強制的に少年の興奮状態を持続させ、女性らは好き勝手に少年を弄ぶ。
それは愛撫というには荒々しく、性行為というには一方的すぎた。
そしてしばらくの後、ようやく満足した様子の彼女らは少年から身を離し……更に後ろに控えていた者たちに少年を開放した。
その者たちはメス型の半人半獣で、皆一様に目を血走らせて発情していた。
尽きること無い獣の肉欲のはけ口にされ、少年は短い命を果てさせようとしていた。
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