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夏が終わってしまったので供養として。
「ねえねえおねえさん一人?ボクと遊ばない?」 とある夏、海水浴場。本当にいるのかよ。というレベルのありがちな誘い文句を、遊んでいそうな風貌の男性が一人の女性に放っていた。 少し明るい色の髪を後ろで束ね、薄くメイクをした相貌は、確かに男性の興味を引く顔立ちをしている。そしてその下へ目を移せば、パステルピンクのフリルをあしらったバンドゥビキニを胸が押し上げていた。 「え、その……連れが……」 その彼女といえば、突然のナンパにあたふたとするばかりでどうしようもなかった。そ