「合わない」と認める勇気
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2020年5月の私へ
今年の5月、私はあなたが「合わない」と容認したことで心が軽くなりました。ありがとう。
去年の6月、就活の軸として見つけたのが、「クライアントの手助けがしたい」。
そこで、「楽しそう、動画作るの好きだし」と思って見たのが広告業界。
CMや屋外広告も見るのが楽しかったから、憧れもあった。
たまたま1社インターンに参加することができて。グループディスカッションんも楽しくて、負けてられないと思える刺激的な友人に出会えて。
「広告業界行きたい」と思った瞬間だったね。
それから、ビジコンに参加して準優勝できて。クライアントへの提案機会をいただけて。「人の心をアイデアで動かす仕事をするのって楽しい!」と思って広告業界を中心に受けようと決めた。
‥‥でも、心のどこかでずっと引っかかっていた棘があったこと、3月の私は気づいていた。だけど、「楽しい」という気持ちで隠していた。
その気持ちのまま、3月以降広告業界の会社にESを出して。でも全部落ちて。素直に落ち込んだ。
でも、そこで初めて、「私には合っていない」と気づけた。
‥‥違う、3月には気づいていたよ。
「棘=自分には合っていないという事実」
ということを。
でも、その棘を認められなかった。隠し通せると思っていた。
私は対外になにか訴えかけるのが苦手で、身内で何かするのが好きで。
自分の気の向くままに生きている人で。広告業界に求められる人材である「世の中の動きに敏感な人材」ではなくて。
なりたいと思ったけど、全然ワクワクできなくて。自分の「好き」に突っ走る人間で。
ビジコンで企画を作るときも、苦しかった。楽しいと思えたのは少しだけだった。でも、良い結果をいただけたから、「できる」と思って、「行きたい」と思い続けていた。
こんなにも考えていたけれど、結局5月まで自分は「合わない」ということを認められずにいた。
でも、受からなかったことで、
コンサル会社に対して、「純粋に楽しい、行きたい」と秘かに思い続けていたことに気づくことができて。
「自分に合わない」ことを認めることができた。
それから、様々なことに対して、自分には「合わない」と踏ん切りをつけられるようになった。
・「何者かになろう」とすること
⇒私はただ、周りの人を笑顔にできる存在でありつづけたい。何か一つ長
けた何者かになるのは合っていない。
・特定の趣味を持つこと
⇒私は色々やりたい!と思ったことをしたい。一つのことに没入するのが
合っていない。
・対外で呼びかけること
⇒若干の人見知りな私は、ある程度知り合いでないと自分をさらけ出せな
い。そのため、自主的に全く知らない人に向けて何か行うのが合ってい
ない。
今年5月、あなたが「合わない」と認める勇気を持ってくれたおかげで、
「あ、これは自分には合わないだけだ、無理にできるようになろうとしなくていいんだ」と、生きやすくなったよ!
これからも、自分の心の棘を隠さず、正直に生きていこうね。
もちろん、直すべきところは直してもいくんだよ!😊笑
2020年9月の私より
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