台湾の小説家龍瑛宗(1911-1999)
台湾で暮らす前、台湾の日本統治時代(1895-1945)の事をそれほど詳しく知っている訳ではなく、また、その日本語教育の時代に、台湾人の作家が日本語で小説や詩歌を書いていた事も殆ど知らなかった。
当時を描いた映画「セデック・バレ*1」や「KANO 1931海の向こうの甲子園*2」を観て、その時代の前後を描いた台湾のテレビドラマ「斯卡羅SEQALU*3」やその原本の訳本、「茶金*4」を観て、現在につながる、台湾の近代史や当時の世相をより知りたいと思い、台湾人作家の本も読み始め