見出し画像

グローバル法学科【SDGsリレー模擬授業2022】開催しました

2/19の第4回をもってグローバル法学科「SDGsリレー模擬授業2022」は終了いたしました。多数の方にご参加いただきまして、感謝いたします。
参加された方は、受講者アンケートにご協力ください(3/15締切)。アンケートでは、授業内容に関する質問も記入することができます。
アンケートに記入された質問については、こちらのページに回答を掲載しています。「受講者アンケートのご質問から」をご覧ください。

「SDGsリレー模擬授業2022」とは?

2018年に開設され、2022年にはじめての卒業生を社会に送り出す明治学院大学法学部グローバル法学科。サステナブルな社会の担い手として、「法」に軸足を置き、環境や時代の変化に対応できるグローバルな人材の育成をめざしています。
グローバル法学科の特色ある教育内容を知っていただくために、4人の教員がそれぞれの専門分野とSDGsとのかかわりをテーマに、リレー形式で、全4回のオンライン模擬授業を行います。


2022年1月29日、2月5日、2月12日、2月19日
(毎週土曜日 全4回)14:00-14:45


1/29㊏ 陸の豊かさと気候変動からワイン法を考える
      蛯原健介 教授

2/5㊏  ESG投資と気候変動
      阿部 満 教授

2/12㊏ 海の生物資源の保全と持続的な利用
      鶴田 順 准教授

2/19㊏ SDGsと国際私法 
      申 美穂 准教授

詳細は明治学院大学法学部公式サイトをご覧ください。

SDGSチラシ1206

FAQ (よくある質問)

Q「申し込みをしたらすべての授業を受講しなければならないのでしょうか?」

どの講義を受けるかは任意にお選びください。各回の参加・不参加のご連絡は不要です。毎回、授業開始10分前より参加受付をはじめ、確認の手続を経て、待機室から入室していただきます。授業開始後は、授業を中断して確認を行う必要があるため、授業開始前にZoomに接続していただくようご協力お願いします。

Q「模擬授業の使用言語は日本語でしょうか、英語でしょうか?」 

すべて日本語で行います。

Q「授業は講義型でしょうか、ディスカッション型でしょうか?」

多くの方が参加されますので、講義型で行います。カメラオフ、マイクオフでご参加ください。時間の制約があり、質疑応答の時間を設けることはできません。ご了承ください。

Q「教員が申込をし、一つの教室で生徒複数人とで受講することは可能でしょうか?」

学校からお申し込みの場合、1台のPCで複数人受講は可能です。

受講者アンケートのご質問から

Q「国際私法という学問について質問があります。国際私法の授業でオーストラリア法やイギリス法などの内容について触れる機会はあるのですか? それとも「刑法」「民法」と同じように「オーストラリア法」「イギリス法」「国際私法」と分かれているものなのですか?」

国際私法は外国法の内容それ自体を学ぶ法分野ではないので(ご指摘のように、「国際私法」「イギリス法」などと授業が分かれています)、国際私法の授業で外国法の内容について触れる機会はあまり多くありませんが、外国法上の特徴的な制度などについて紹介することはあります。外国法の内容について詳しく学びたい場合には、それぞれの法についての授業を履修することをおすすめします。

Q「台湾ではシラスウナギの輸出が禁止されているのは何故でしょうか?」

日本が輸出規制したことを受けて、台湾も輸出規制を始めました。日本の輸出規制のほうは2021年2月に緩和され、さっそく同年3月に輸出が再開されています。日本から台湾には、産地や流通経路が明確であるもののみ輸出されています。

Q「国内法をグローバル化に合わせて世界で一致させることで確かに輸出入はしやすくなると思うのですが、食の安全はどのようにして確保していくのでしょうか?」

食品リスクを理由にした輸入規制はできますが、それが「偽装された輸入規制」となることを防ぐために、輸入する際のリスク審査は国際条約(SPS協定)をふまえて行われます。日本の国内法では食品安全法がありますが、すべてにおいて「日本の基準のほうが外国よりも厳格」というわけではありません。たとえば、日本ではステビアはとても身近な甘味料ですが、外国では使用規制している国もあります。


こちらの『白金通信』記事もご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?