定価3掛で反面教師に出くわした話
【2022年11月19日追記】
この度の株式会社スクウェア・エニックスの発表を受け,記事の構成を大きく変更した上で,改めて公開させていただきます。
対応
私の使用しているPlayStation 5について『Balan Wonderworld』ゲームデータのストレージからの削除,およびライブラリにおけるコレクション表示から非表示設定を行いました。
私の使用しているNintendo Switchについて『Balan Wonderworld』体験版のストレージからの削除,並びにウィッシュリストからの削除を行いました。
私の利用しているSteamプロフィールについて『Balan Wonderworld』のウィッシュリストからの削除,並びにスルー設定を行いました。
私のYouTubeチャンネルにて公開していた『Balan Wonderworld』プレイ配信のアーカイブ投稿をすべて非公開にしました。
このnoteプロフィールで公開していた『Balan Wonderworld』関連記事をすべてメンバーシップ限定公開にし,コメント欄を閉鎖します。
今思うこと
およそ考えうる限りの最悪の幕切れとなってしまいました。
自分が思うことについてはこの投稿の初版(後述)に書いており,いま改めて追記することはありません。
ただ,件の人物については「ダサい,ダサすぎる」とだけ吐き捨てておきます。
そして『Balan Wonderworld』の購入について,初版では「単品購入はセールでも勧められない」と書きましたが,現時点では「いかなる方法においても絶対に購入してはならない」ところまで価値判断を落とさざるを得ません。
株式会社スクウェア・エニックスからは多数の「もっと体験されるべき,可能性に満ちた」作品群が販売されています。
それらがより多くの人々へ届き,より多くの「楽しい」が広がることを願ってやみません。
(以降,初版時の内容)
いま思う『Balan WonderWorld』の社会的なまずさ
『Balan WonderWorld』を詰んでしばらく経つが,時間を空けて思考を整理できそうなので,やってみる。
『Balan WonderWorld』はいわゆるKOTYに指名されたらしい(要検証事案)が,道半ばで詰んだ身としては,あの作品はいわゆる「クソゲー」群と別軸の恐ろしさを抱えているように感じる。
それは「社会生活および企業活動において,それを支えるに必要な『各人間の責任の分担』が,あの作品については破綻している」ことだ。
あの作品の自称「最高責任者」がTwitterであたり散らかした,という記事が載ってからしばらく経つ。
この旨の告発は「開発者が販売元の不届きを責める」構図に落ち着きやすいが,今回は「開発者側の言い分に真っ当さがない」というおぞましい光景が展開された。
思い出したくないので詳細には振り返らないが,要約すれば「すべて俺がやれば,すべてうまくいった」という暴論だ。
自身が最前線にいた時代の,当時でさえぎりぎりな「成功」体験を,明らかに許されない現在に懲りもなく押し通そうとする姿勢
「いま直面している多くの問題点が,そんなことで解決すると思っていたのか?」という問題認識の浅はかさ
「民事裁判が結審した」という仲裁の成果を台無しにする暴言
これらの点で,ただ呆れ果てるしかない。
ちょうど同時期(5月前半)に,自分自身が業務で責任の分担の見極めを誤り,上司から厳重注意を受けたことが重なり,なおさら流すことが難しくなった。
以前これで前職の人事評価を大きく損ない,今回も危うく失職しかけたため,こと「責任の分担」については自分の弱点として敏感にならざるを得ず,今回の件も「俺はこうなってはいけない……!」と人生の反面教師にすることにした。
「どうしてこうなった」と言わせるほどのものは数多くあるが,それを社会生活面で言わせるものは例がない。
その点で今回はこれまでの「クソゲー」と次元の異なる,社会的にやばい何者か,と見做すのが適切と思うことにしている。
とんでもないものに遭ってしまった……
最後に
タイトルの「定価3掛」は,PlayStation Storeのセールで7割引だった際に購入したことが由来だ。
ただ,現在はPlayStation Plus Extra のゲームカタログに収載され,購入当時でさえ少なかった単品購入のメリットが完全になくなってしまった。
PS Plusユーザーはともかく,単品購入はセールでも勧められない。
各々の良心に従って,各々にとっての最高の体験に徹してほしい。
とりあえず,俺は『ソウルハッカーズ2』を遊ぶぜ!
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