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JBCF第2戦 志布志クリテリウム

レース情報

 距離 58km 順位 2位
出走メンバー
 畑中勇介、トマ・ルバ、山本元喜、新城雄大
 孫崎大樹、白川幸希、宮崎泰史、柚木伸元

レースレポート

昨日はキナンのチーム力を見せる走りができたと思う。
ただ、最後自分が決めきれず、申し訳ないし不甲斐ない。
今日は絶対表彰台に乗ると意気込む。

トマさんと打ち合わせ?

キナンとしては、ただ普通に集団スプリントになると分が悪いので、攻撃をし続け、逃げを作る展開にしたい。

そこに僕も乗っていき、小集団スプリントで勝ちを狙う。

今日も少し寒い、、、

作戦通り、スタートから元喜さん、雄大さん、僕、トマさんを中心に攻撃していく。
僕らが乗りたくない、微妙な逃げや集団が緩む際には、泰史や白川が埋めたり先頭で踏み続けてもらう。

マンセボ先生と話す😊

5周を過ぎた辺りで、一度畑中さんや雄大さんと話す。
集団のペースをあげても、後ろはキツくなく攻撃する側だけが消耗するコースではないかと話す。

また、他のチームもそこまで逃げたい意志が少なく(もしくはキツかった?)、シマノとBS、僕らが抜け出そうと動くだけ。

そのため、後半不利になると予想される。

なので、僕はスプリントに備え温存の方向にし、元喜さんは引き続き暴れ続け、雄大さんも少し抑え目で動くことにする。

皆で前々

常にどこかのチームが仕掛け、それを追って集団が繋がり続けるということが繰り返される。
僕もチャンスがある逃げは逃さないようにと、リスク回避のため前方に位置取り続ける。

どのチームも前にいたいがため、激しい位置取り争いとコーナーへの突っ込みがすごい。
正直、無謀にインに突っ込んでくる選手も多い。

アタックしたり、集団を引くなどの目的がないなら、無理しないでほしい。

雄大さんも仕掛ける

そういった動きから煽りを受けた選手が絡んで落車。
僕の目の前の選手が転倒した。
スピードは出てないが、密集度が高すぎて避けきれない。

その選手を乗り上げる形でストップ。
転けはしなかったが、後ろからも突っ込まれる。

とりあえず再乗し、すぐに復帰できるかと思ったが、後輪に違和感がありストップして確認。
少し振れていたのと、チェーンがうまくはまっていなかった。

ニュートラルルールを受けて復帰することになる。

残り5周を切るタイミングと、位置取りが激しくなっていたし、後ろに下がるのはリスクがあるタイミングだ。

元喜さんが1人先頭で逃げを打ち、先行したまま通過。
集団はすぐに来て、一番後ろにつけるタイミングで審判からの合図。

スタンディングのように加速し足を使いつつも、すぐに先頭に上がっていく。
ちょうど広島の小野寺選手が上がっていくのが見える。

それを利用させてもらい上がっていく。
途中、畑中さんがしっかりケアに来てくれて、すぐに先頭まで復帰することに成功する。

雄大さんとトマさんが前にいてくれたので、2人に合流。
すぐに気づいてくれ、先頭で張ってくれる。

残り3周。
満を持して、トマさんが漢引き開始。

特急トマ🚄

今日の強度くらいだと、トマさんなら最後までいけると信頼できるので、気持ちが高まる。

さらに、番手には雄大さんも残っているので、かなり有利な状況。

昨年から僕のために動いてくれるチームに中々勝利を持ち込めていなかったので、さらに気合いが入る。

残り2周。
白川が前に出てくる。

さらに枚数が増えたと思ったタイミングで他のチームも上がってくる。
出きらずに中途半端に被せてきたことにより、トマさんが埋もれる。

その寸前に僕から声をかけていたこともあり、雄大さんが前に出てくれ、埋もれずに先頭に立つことができる。

埋もれないように

そこから白川に引いてもらい、先程と変わらない展開になるところが、他のチームも勢いがあり、最終コーナー手前で少し埋もれる。

そのままラスト1周。

少し、埋もれているところで、BS河野選手のキレのあるアタック。

白川が先程のコーナーでいなくなっており、雄大さんと僕だけ、それも少し埋もれぎみ、、、
反応できない。

そこに、シマノの冨尾選手、寺田選手が反応していく。
自分たちは、もう2人しかいないのと、位置が悪いので、他のチームに潰してもらいたいところ。

特に、枚数が揃っているスプリンターチームの愛三、スパークルに行ってもらいたい。

が、愛三も綺麗にトレインが組めておらず、スパークルも同様。
集団はかなりカオスな状況。

どこも、2~3枚しか残っておらず、引いたチームがババを引くような状況で、どこも強力に引けない。

何名か追撃に出るが、中途半端。
集団は失速こそはしないが、あまりペースが上がらない。

ラスト1km。

寺田選手が1人先行開始。

他は全て吸収。

「このまま一気にペースが上がれば捉えられる。」
と、思うがどのチームもババは引きたくない。

さらに、ラスト1km手前のヘアピンコーナーでの位置取りで集団はさらにカオスになっている状況。

僕も雄大さんとはぐれ、反対の位置。
どうしようもない。

なんとか、トレインを組めている愛三、マトリックスの番手にはまりつつ、他チームに頼るしかない状況。

ラストコーナーに向け、さらにペースが上がる。
寺田選手とは絶妙な差。

このラストコーナーは先頭で抜けないと勝てないと思っていたので、そこに向けて上がっていく。

イン側にスパークル、愛三トレイン。
その後ろに小野寺選手、BS山本選手、僕。
外からシマノが来ていた。

このまま突っ込むとインが詰まると判断し、外から先頭に並びに行く。

ラストコーナー。

イン側では、無理に突っ込んできた選手に追突され、落車が起きた模様。
僕は愛三、草場選手の動きにうまく合わせ、コーナーを2番手で通過。

そのまま、草場選手を捲る形でスプリント開始。
かけた瞬間前が開け、先頭が見える、、、

草場選手を捲り先頭へ

悔しいがギリギリ届かない。

が、僕も1人集団から抜け出せている。

そのままゴールまでもがききり、寺田選手のガッツポーズを見ながら2位でゴール。

寺田選手を見ながらのゴール

チームが良い動きをしてくれ、自分が良い状態でスプリントに挑めた。
また、試走で考えていた最終コーナーで先頭に出るというのも実行でき良かった。

ただ、やっぱり勝ってチームの働きに応えたかったが、直前までキナンが動き続けていたことを考えると仕方ない所もある。

が、チームとしてもう一段階強くないと、やりたいことをやりきれないことがわかった。

全員の力の底上げを行い、キナンが圧倒できるようにこれからも頑張りたい。

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