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ツールド九州 小倉クリテリウム

レース情報

 距離 45km 順位 38位 周回賞獲得
出場メンバー
 トマ・ルバ、山本元喜、新城雄大
 ドリュー・モレ、孫崎大樹、宮崎泰史

レースレポート

今日はUCIレースではないが、UCIに付随されるクリテリウム。
小倉城を中心に作られた市街地コースということもあり、昨年もたくさんの応援があり、走る側も楽しめたレース。

今年もたくさんの観客の前で走れた。

小倉城をバックにプロトン

キナンとしては、明日から総合を狙うトマ、ドリューは安全にレースを終えること。
雄大さん、泰史は周回賞を狙いつつも、前々の展開に参加する。

僕と元喜さんは前日の国スポロードのダメージを確認しながらも、できることをし、無理そうなら回復に努めることにした。

個人的には、ゴールスプリントほど強度が上がらず、狙いやすい周回賞を狙いたかった。
昨年も獲得しており、くまモンの2匹目が欲しかった。笑

狙った獲物、笑

1周ローリングの後にリアルスタート。

このコースは前方か一番後ろにいないとキツいコース。
一番後ろは集団が割れたり、前に上がるのが大変なので、周回賞を狙う僕はローリングの内に前にあがっておいた。

ゴールを狙わず、周回賞を狙うであろう選手がすでに前方に集まっており、そういった選手をマークしつつ、位置取りを行う。

試走で色々確認

1回目の周回賞も6番手ほどに着けており、狙えるなら取ろうと思っていたが、3番手あたりの選手が諦め、2名が先行していたので、諦めた。

2回目の周回賞を狙うために3番手辺りに上がると、トマさんがおり、狙うことを伝えると前を牽いてくれた。

最終コーナーに向けて、マトリックスの織田選手がアタック。
すぐに飛び付き、最終コーナーを2番手で通過。

狙い通りの車間を空け、ゴールラインに向け、自分のタイミングでスプリント。

国スポでトラックを走っていたおかげか、完璧な捲りだったと思う。笑

狙い通りのスプリントからの獲得

無事に周回賞を獲得。

少し休むために後ろに下がる。
その間に前ではアタックがかかり続けており、EF、トタルエナジーの2選手が逃げていた。

さらにそこに、アスタナが単独で追走をかけており、集団はトタルとアスタナが蓋をする形でペースが緩んでいた。

アスタナが追い付き、前が3人になり、追走を作る動きが何度かあるが、トタルがしっかりと反応し潰していく。

泰史も何度か抜け出そうとするも、うまく行かずにやめる。

集団が完全に止まりかけるが、すぐにシマノが引き始める。
他が協力しないこともあり、差が開いていった。

下がって休んでいた

シマノもやめ、再びタイム差が開いた所で、雄大さんが引いていたのが見えた。
そこにトマさんとマトリックスの織田選手が合流していた。

正直、狙っていた周回賞を獲得し、逃げが決まったために、今日は流そうと考えていた。
が、2人が引いているのに、最後もがく選手がいないと意味がない。

作戦とは違っていたが、レースを終わらせないように動いてくれているので、僕も前に上がる。

キナンもコントロールに参加

ドリューも上がってきて、牽き始める。
少し経ち、再びシマノも合流。

少し追撃ムードになるが、すでにタイム差が1分近くになっており、逃げきりが濃厚になった。

だが、このまま前方をキープし、4位と日本人トップを狙えると判断した。

ラスト2周。

ここまで牽いたり、特になにもしなかったチームが上がってきて、位置取りがカオスに。

すでに単騎になった僕はうまく位置取りができなかった。
脚を使えば前にいれるし、もがける可能性はあるが、集団頭を取るのは厳しいと判断する。

なので、危険回避も兼ねて下がることにした。

ラスト1周。

千切れるほどのペースではないため、落車を避けるために、一番後ろでゴールまで着いていく。

特に大きな落車もなく、無事にゴール。

無事にゴール

国スポの疲れはあるものの、想定よりも走れたのと、狙った周回賞が取れたのはよかった。

明日からは本番のUCIレース。
チーム一丸となり、ステージと総合どちらも狙って頑張りたい。


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