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JBCF播磨
レース情報
距離 147km 順位 6位
レースレポート
2年振りのJPROツアー参戦!
楽しみだが、調子が落ちた所から、まだ上がり始めで不安が少しある。
コース的には自分が最後、決めないといけない展開になる可能性もあるので、なおさらだ。
前日MTGでは、先週から好調を保っている、津田と僕が最後スプリントになれば狙う。
ただ、昨年は逃げ集団が逃げ切っているため、他のメンバーは積極的に逃げを打っていく。
津田は調子も良く、ランキングも上位のため、大きめの逃げには積極的に乗っていく。
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僕はあまり、だいぶマシではあるが、まだ上がってきていないため、後半から動くことに。
コースは公園内のサイクリングロードと管理道路のため、道幅が狭く、ワインディングが続くため、前方にいないと苦しいコースだ。
そのため、どの選手も前々にいたくて、ローリングからカオス。
僕は無理に上がらず、むしろ車間に余裕を持って、ペースで着けるように走る。
2~3周目で前に上がり、キープし始める。
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その間も主に元喜さん、雄大さん、トマさんが動いてくれていた。
すると、トマさん含む7名の逃げができ、メンバー的にもキナンはGOなので、集団を抑える動きに回る。
マンセボ選手を乗せたマトリックスも同じように蓋をし、集団は落ち着く。
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逃げに乗せていたが、不利と判断したシマノがすぐに集団をコントロールし始めたが、すでに1分弱まで差が開いていた。
逃げが2分まで差が開いたとろこで、愛三もコントロールに加わり、少し詰まる。
さらに、その他逃げに乗せてないチームも加わり、1分を切る。
その頃に突然のスコールで一気に気温が下がり、寒いし雨が激しくて前が見えなくてカオスに。
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ここまで、足の具合はそこまで悪くなかったが、あきらか疲労の溜まりかたがおかしい。先週の走れなさすぎた自分がよぎる。怪しいままチームの勝利を背負うのは無責任なので、一応、今の状態をチームメイトに伝える。雨が弱まり、コントロールチームが消耗した頃にマトリックスがペースをあげる。
逃げと一気にタイム差を詰め、吸収。
気づけば集団もかなり少ない。
キナンもトマさん、元喜さん、雄大さん、津田、僕の5人に。
津田は足は残ってるし、いい感じと言っていたので、津田が最後狙えるように僕が位置取りすると伝える。
最年少に勝利を託してしまい申し訳ない。
自分の不甲斐なさを感じつつ、せめてやれることをやると決める。
ここまで動いてくれていた、トマさん、元喜さん、雄大さんがきつくなってきたので、僕もアタックに反応していく。
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残り3周。
集団はさらに人数を減らし、マトリックスがコントロールを始める。
ペースは落ち着き、わりと回復してきた。
「今日は、自分でいけるか?」
足の感覚は完全に戻ってないが、山場は越え、行ける気もしてくる。
ここらで、チームとしてもどちらでいくか、決めた方がいいので、決める。
津田も少し足にキテると言っていたが、調子が良くチャンスがあるならと彼に託すことに。
ラストゴール前の登りに入る前にトマさん、雄大さんに前に上げてもらい、トマさんが登りのペースを作る。
僕はトマさんを追って4番手くらいで登るが、津田がいない。
愛三トレインの番手を取っていたので、下手なアシストするよりは後ろについて、差しに来る選手を防ぐ動きに変える。
登り切りスプリント体制へ。
愛三トレインの後ろを弱虫ペダルと取り合っているが左側でもがきそうだったので、僕は右側へ。
最悪、津田が埋もれたら自分が行くしかない。
登りきる位置が悪く、もがき始めが遅れ流れのまま6位に。
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津田はそのままうまくもがけず、順位を下げてしまった。
もう少しできたことがあったのでは、
そもそも若い津田に託してしまった、自分の弱さに悔しい。
さらにチームメイトは良い動きをしてくれた。
最後決めるのは僕だ。
チームメイトだけでなく、支えてくださる全ての人に申し訳ない。
調子は関係ない。
プロでプロのレースを走る限り、成績は出さなければいけない。
今回は先週の失敗から消極的になってしまった。
もっと自信を持って、積極的に強くありたい。