JBCF西日本トラック
今回は佐賀県として、JBCF西日本トラックに参加させていただきました。
(非登録チームのため、オープン参加)
やっぱり、久しぶりのトラックレースは面白い。
日本には、ほぼ全ての都道府県に競輪場がある。
もっと、各地でトラックレースが行われててもいいのにな。
と、常々思う。
さて、今回は団体追い抜きとオムニアムに出場した。
オムニアムは佐賀から3人、オープンで出ても全員で8人という少ない人数、、、
レース展開が、ある意味難しいやつ、、、
そもそも全体の参加者が少ないので、レーススケジュールも中々タイトになると思われる。
オムニアムに団抜き、、、
1日で色んなレースができて最高だ。笑
全日本選手権が終わり、しっかり2日ほど休んだ。
3日目も休もうと思っていたけど、乗りたくなったので、軽くサイクリング。
ひとまず、後半戦に向けて僕はしっかり休もうと考えており、トマさんからも
「孫は2週間は休んだ方がいい。」
と、言われたので、軽くこの後のトレーニングプランを相談した。
その通りにしつつも、この大会に出る予定だったので、軽めに心拍だけは上げとこうとメニューを少し入れた。
昨日は移動日で完オフ。
全日本の後に2日しか乗っていない。
こんなにも乗らずにレースに挑むなんてことは、今までなかったはず。
結構レース前は不安だった。笑
が、この1週間はチートdayで過ごしていたので、心身共に回復していた。
なので、体は軽く感じていたのだ。
そして、当日。
朝5時45分、ホテル発。
「朝はや、、、」
7時には競輪場が開くので、積み降ろしやピット作りを行う。
朝から慌ただしい。
8時45分から競技が始まり、僕の出るオムニアムの1種目目、スクラッチが最初の競技の次で、すぐに出番がきた。
8人でのレースのため、展開が生まれなさそう。
なので、自分から動くと決めていた。
意外と脚が回り、踏めている。
が、まだ何かひっかかりというか、エンジンがしっかりかかった感じはない。
そのままレースを動かすも、3位。
次は30~40分後くらいに2種目目のテンポレース。
僕はこの種目が一番嫌い。
が、エンジンがかかった感じがしてきて、脚がよく回った。
この種目1位を取る。
2種目終了時点で、佐賀がワンツースリーを取っており、さらに他の選手と少し脚の差があるように感じた。
20~30分後に、次は団体追い抜き。
佐賀県として今年の国スポに向けた大事な一戦。
しかし、今日は朝から非常に風が強く、強風注意報が出るレベル。
悪くはなかったが、風の影響等もあり、タイムは良くなかった。
個人的には久しぶりのピストだったが、踏めており、余裕があったので良い感じだ。
この時点で久しぶりのトラックの疲れ方にメンタルがしんどい。笑
でも、脚が回り始め、トラックレースを楽しみ始めてもいた。
団抜きの後、同じく20~30分後くらいでオムニアム第3種目、エリミネーション。
僕の一番得意な種目。
ここで、うまく走り、レース前から一番警戒していた、同じ佐賀県の2選手の順位を落としたい。
1人の選手をうまく落とすことができ、僕はこの種目1位だった。
結果、僕と2位の2人が優勝争いといったところ。
だが、3位と大きな差ではないので、逆転も十分あり得るので、注意はしていく。
競技進行の都合上、最終種目のポイントレースまで、1時間強空く。
そのため、1度ジャージも脱いでリラックス。
疲労と朝早くからの活動で、めちゃくちゃ眠い。笑
寝たら体も寝てしまい、動きが悪くなるので、寝ないようにした。
時間が迫り、着替えて体を動かす。
体が軽い。
脚もキツいが、踏めるいい感じ。
最終種目が始まり、全員疲労の色が見える。
さらに、爆風が凄まじく、向かい風では全員止まりそう。
だが、僕は明らか余裕を感じていた。
集団でポイントを取りつつ、仕掛けどころを密かに狙い続ける。
わりとすぐに、そのポイントがきた。
「ここだ」
と、踏み込み単独で逃げる。
結局20周くらい逃げ続け、集団をラップすることに成功。
その後も攻め、ポイント周回をほぼ全て取ることができた。
途中で勝ちを確信していたが、狙いを優勝から取れるだけポイントを取ることに切り替えた。
取ったポイントを計算し、最後もう一度ラップできれば200点の大台に乗る。
それを狙う。
狙い通りラスト1周にラップすることができ、そのまま先頭ゴール。
12回中10回1着を取り、ラップを2度成功させられた。
良い走りができ、最後は常に冷静で、今できる最高の走りをすることができた。
やはり、前半戦で作られた土台がかなり効いたと思う。
国スポに向けて、佐賀県チームを盛り上げていきたい。
トラックレースは楽しいし、ロードに活きることがたくさんあるので、これからもやっていきたい。