かごしま国体 トラック編
久しぶりのトラックレース!
特別国民体育大会、かごしま国体に参加している。
僕は今回、4km団体追い抜き、1kmTT、ロードレースに参加する。
ん?
1km、、、?
と、思われた方もいるだろう。
そう、今回は短距離種目でもある1kmTTに挑戦する。
様々な戦略と想いがあり、この種目になった。
ロード選手が計測種目がないから捨て種目的に使う。
なんてことはない。
そんな使い方は僕はものすごく嫌いだ。
どんな種目だろうが、どんなレースだろうが選んでいただいて出るレースは全て全力を出す。
捨て種目なんてないのだ。
ましてや、ロード選手が短距離種目である、1kmTTで良いタイムを出し、入賞すればカッコいいではないか。
それを目指し出場した。
まずは、初日4km団体追い抜き予選。
佐賀県チームは最終組スタート。
予選の順番は申告タイムや成績から組まれるのだが、対戦相手の京都府は昨年王者。
僕たちは申告タイムが良かったのだろう。
目標は順位決定戦(4位以内)に乗ること。
事前に出場チームやメンバーから、自分たちの力を100%出せれば、順位決定戦に乗れるタイムと順位を出せる自信があった。
うまくハマれば、1,2位で決勝に乗れる可能性もあった。
地元開催の鹿児島県チームが4分14秒305でトップタイム。
相当早い。
京都府もそれぐらい出せるチームなので、僕たちもベストを出さないと1,2位にはなれない。
しかし、焦ると崩壊する恐れがあるのが、この種目。
落ち着いて、自分たちのリズムで走ることを確認してスタート。
相手の京都府は序盤から飛ばしている。
会場アナウンスや気配、観客の声などからわかる。
後ろに迫っているが、焦らずに自分たちのリズムを刻む。
後半、巻き返し、少し差を縮めるも4分17秒214。
鹿児島県と京都府に負けはしたが、予選3位通過。
自分たちの分析通りの結果になった。
普段それぞれのチームで活動しており、今年から始動したメンバーでの団抜きなので、あまり4人で合わせられていない中で、チームベストを大きく更新し、100%の走りはできた。
相手チームを称えるしかない。
二日目、朝から順位決定戦。
僕たちは予選3位通過なので、3-4位決定戦。
朝早くからのレースなので、早めに起き、体をしっかり起こすことを意識した。
アップも普段よりも多めに。
相手は予選4位通過の大阪府。
予選タイムでは1秒5も差があるので、ここでも落ち着いて、自分たちの走りを100%出すように話し合う。
前日の予選のラップでいくつか修正できそうな所が見えたので、そこの修正をし、予選タイムよりも良いタイムで勝つことを目標に挑む。
大阪府はもとから4位なので、失うものがないために突っ込んでくる。
予選同様、場内アナウンスや気配、観客の声などから負けていることがわかる。
しかし、自分たちの走り方は変えないし、焦らない。
チームメイトを信じているし、タイムを出せる自信もある。
坦々と設定タイムを刻む。
残り1km、大阪府にまだ負けていたらしい。
が、大阪府がタイムを落とし始める。
僕たちは変わらない所か、少し上げていく。
予定通り、しっかり上げきりながらゴール。
ゴールラインを越えると同時に反対側を確認。
まだ大阪府はゴールしていなかった。
4分17秒069で、少しだが予選からタイムを上げて勝つことができた。
そして、3日目。
上述の1kmTT。
僕のレース前に、中距離種目でチームメイトが2人とも熱い走りで入賞してくれたことにより、一気にプレッシャーを感じる。
短距離種目への出場でワクワクしていたので、リアルに緊張。笑
結果は1分8秒165。
順位は16位。
ちょうど真ん中。
いや、微妙。笑
バンクコンディションが悪く、全体的にタイムが悪いが、僕もベストから2秒ほど遅い。
室内バンクでの記録と言えど、2秒は大きい。
優勝した選手は1分1秒710。
たった1kmで7秒も違う、、、
素晴らしい走りだった。
自分ももう少し出せるようになりたい。
その、スピードはロードにも絶対活きるので、頑張っていきたい。
明日は、1日なにもなく空くので、明後日のロードレースに向けて
調整する。
”プロロードレーサー”としても負けられない種目だ。
他にも、いつもの顔なじみな選手が多数出ているが、負けない。
頑張ります!
(ちょっとジャパンカップがうらやましい、、、今年のメンバーが豪華✨️
アラフィリップのファンなので一緒に走りたかった、、、笑)