見出し画像

富士クリテリウム 予選

レース情報

 距離 42km 順位 21位
出走メンバー
 畑中勇介、山本元喜、新城雄大
 孫崎大樹、白川幸希、宮崎泰史

レースレポート

毎年、妙な緊張感がある中、行われる予選。笑
僕は正直、自信もあるし大丈夫だが、ほとんどの選手、チームには緊張感があり、レース自体にも波及している。

僕はトラックレースをやっているので、そっちの予選の方がコースや展開的にも怖いし、緊張する。

そのおかげで、このクリテリウムの予選は怖くはない。
だが、気を抜けないのもたしか。

特殊な展開になりやすいので、難しいっちゃ難しい。

そんな会話をしながらも、キナンはしっかり全員予選を上がれるように軽くMTGをした。
予選はコースが変わるので、現地で確かめてみて、コース次第ではやりたい作戦もできた。

コースを試走すると、ド平坦の綺麗なオーバルコース。
風も思ったよりも弱く、僕らのやりたい作戦は難しそうだった。

試走で色々確認

なので、各個人それぞれが上がれるように動くことにする。
特にチームで動くことはしない。

が、僕はどの展開でも上がれる自信があったので、逃げるメンバーが逃げれるように蓋の動きができればなと考える。

良い天気に恵まれたが、肌寒く、動いていないと寒い。
スタート前に並ぶ選手は皆、少し震えながら待機。

この時は足が鳥肌だらけ、笑

スタートの号砲と同時にリアルスタート。

どのチームも様子見か、ノロりとスタートする。
僕は、動く予定もなかったので、ゆっくり最後尾スタートしたが、前が詰まっていることもあり、先頭にすぐに上がる。

ゆっくり走る意味は何もないので、先頭で体を暖めるついでに踏んでいく。

するとアタック合戦が始まる。
元喜さんが元気よく暴れている。

「イケイケ!」

と、心の中で応援する。笑

なかなか決まらない中、7周辺りで泰史含む4名ほどが少し抜け出す。
追走も生まれ、そこに元喜さんが入る。

「これは決まるな。」

と、判断し、先頭に出て集団の追う雰囲気を潰す様な動きに切り替える。
すると、するするっと畑中さんが忍者アタックをする。
綺麗に抜け出す。

前に10人ほど抜け出したので、確実にこれは決めるべき逃げだと判断し、蓋の動きを始める。
同じく、愛三の草場選手が同じような動きをしていたので、無言でお互い協調する。笑

すぐに先頭で圧をかける

アタックや前を引こうとする選手の番手に付き、ローテーションの流れにしなかったり、コーナーで減速したりする。

雄大さんが、僕の動きに察し、追走に出る。
これが、最後の追走となり、何名かシャッフルがあり、先頭11名の逃げができる。

集団は疲弊で動けない選手もおり、追走の動きが少なく、僕と草場選手2人だけで十分処理できた。
一気に差が開き、およそ400m。

番手で牽制

集団も逃げが決まったことを理解し、明らかに動きが止まる。
それを見て、僕と草場選手は前にいる意味はないので、集団の中に下がる。

ちょくちょく抜け出そうと動く選手はいるものの、勢いも人数もいないので無視する。
僕的にも、集団のトップ10以内に入れば良い状態なら、なんの問題もなく上がれるので、リラックスして走る。

4名が抜け出し、第二パックができ、そのまま逃げ切られる。
集団は先頭に15人いるので、トップ10に入れば決勝にいける。

ラスト2周。
このあたりにはしっかり前に上がっており、なんにでも対応できる状態。
白川も集団に残っており、僕の近くにいる。

「このまま僕をマークして、付いてこれば決勝に連れていってやるぜ」

と、思いながらも話すタイミングはなかった。

ラスト1周。
2番手で、前すぎると思ったが、先頭の選手が良い感じで踏んでくれたので、そのままの位置でラストコーナーへ。

ラストコーナー手前で少し被されたが、コーナーを抜けたところでうまく立ち上がり、スプリント。

完全に先頭に出きり、後ろにも余裕があったのが確認できたので流した。

が、愛三トレインが最後までしっかりもがき、後ろに付いた選手が来るんじゃないかと焦り、踏みなおす。笑

踏み直したから上ハンwww

が、後ろには誰も付いてなく、余裕を持って集団4番手でゴール。

白川も僕の近くにいれたみたいで、無事に決勝へ。
キナン全員の決勝進出が決定した。

明日は本チャンの決勝。
頑張ります!

楽しそうな先頭集団、笑

いいなと思ったら応援しよう!