Tour of Japan St.6 富士山🗻
レース情報
距離 11.4km 順位 42位 総合 27位
レースレポート
TOJといえばこのコース!
富士山ステージ。
総合順位がここでほぼ決まると言ってもいいコース。
ここまで、チームでうまく機能し、トマ、ドリューをしっかり集団同タイムでクリアできている。
今日に関しては、この2人に託すしかない。
下手に前を引いたりなどしても、僕らの登坂力ではどうにもならない。
邪魔になるよりかは、休んだ方がいいのだ。
申し訳ないが、2人が総合リーダーになり、明日から仕事をできるように、僕らは休ませてもらう。
とはいえ、富士山は平均勾配10%越えと、ゆっくり登ってもしんどいのだ。
むしろ、一定リズムである程度のパワーで登った方が楽だったりする。
なので、僕はスタート直後は勾配も緩く、追い風だったので、集団に着き淡々のこなす。
まだ、スリップストリームや集団の力が利用できるからだ。
2km近くついていき、勾配が変わり始める頃から少しずつ遅れていく。
このペースでずっと登るんかよ、、、
と、思いつつ、自分のリズムを崩さないように離れていく。
無理せず、少し踏みつつも楽に回すイメージ。
僕は高回転でクルクル回すというより、70回転前後で踏み回す方が楽だ。
前方では集団が崩壊し、バラバラで各自淡々と登っていく感じになっている。
落ちてくる選手も現れ始めるので、めがけに使いながらも、自分のリズムを崩さないように登る。
すごく感覚が良い。
今までの富士山で一番楽に感じながら登っている。
ワットなどのデータ上では、今までよりも高いのだが、楽なのだ。
なので、データをあまり気にせず、自分の感覚を信じて踏んでいく。
チームカーの隊列に追いつかれるも、前に少し大きめの集団がいるのと、九十九折が始まり、中々抜けずにいた。
キナンのチームカーと合流し、現時点の先頭の様子を聞いていた。
ドリューが先頭4名に入り、先行している模様。
頑張れドリュー!!
トマもしっかりその後ろのパックにおり、いい感じ。
監督も嬉しそうに教えてくれた。
いつもTOJの富士山ステージでは思うことだが、先頭でやりあっている選手達は神かと思う。笑笑
あのペースで頂上まで踏み切るって、どんなパワー出してんだと、、、
チームカーの隊列が抜けていき、もう20分登っていることに気づく。
今年は本当に楽だ。
時が経つのも早い。
もうあと半分弱で終わる。
こぼれてきた選手達をパスしながら自分のペースを刻み続ける。
ライアンが前から降ってきた。
今日、ライアンと元喜さんのどちらかがチーム総合もあるので、頑張るというプラン。
ライアンと元喜さん2人とも昨日頑張ったので、キツイ中、頑張ってくれていた。
ライアンが降ってきたということは、元喜さんが3人目として頑張っているはず。
何もできなくて申し訳ない気持ちが、また出てくる。
明日からチームの動きや、ステージを狙う場合は絶対に頑張ろうと思えた。
そうこうしてる内に残り2kmを切る。
前はもうすぐゴールだ。
トマ、ドリュー頑張ってくれ、、、
残り1km。
上から歓声やスピーカーから実況の声が聞こえてくる。
ゴール。
47分台と、初めて50分を切った。
ゴールラインを切ると、実況からネイサン選手の勝利がわかった。
ピットにつき、ドリューが3位に入ったと聞く。
よくやってくれた!
トマは少し遅れたものの、7位とまとめた!
2人がそれぞれ、総合で5位と8位。
チーム総合も3位!
まだ逆転のチャンスは十分にある。
明日はおもしろいレースになるだろう。
僕は、昨日、今日と何もできていない。
残り2日、チャンスあるステージなので、チャレンジしていきたい。
頑張ります。
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