JBCF第3戦 真岡芳賀ロードレース
レース情報
距離 100.8km 順位 10位
出走メンバー
畑中勇介、トマ・ルバ、山本元喜、新城雄大
孫崎大樹、白川幸希、宮崎泰史、柚木伸元
レースレポート
JBCFで開催されるのは初めて。
JCLで走っていたチームはコースの特性をわかっており、優位に立てると思われる。
平坦ではあるが、コーナーが多く、風が吹くと集団が分断されやすい。
なので、キナンも優位な立場であるので、3~4周目辺りで、総攻撃をしかけ、集団を分断する動きをすることにした。
風が弱い予報だが、気温が低く、天候が悪い可能性があり、どのみちサバイバルになると予想される。
引き続き調子の良い、僕、元喜さん、雄大さんを核に、レースを狙っていく。
分断のために攻撃をかける時は全員動くが、この3人以外をメインに動いてもらう。
雨が少し強くなる頃にスタート。
どのチームも前々の位置取りで、ニュートラルからカオス。
キナンも、3周目の終わりに攻撃を仕掛ける予定だったので、前に位置取る。
そこまで、激しくないアタック合戦が続くなか、攻撃のタイミングを伺う。
だいたい、皆前に陣取っていた。
3周目の一番長い直線区間で、落車が起きる。
攻撃のため前の方にいたため、音だけ聞こえた。
キナンは落車を確認できていないので、大規模な落車があったことを知らず、予定通り攻撃を仕掛ける。
決して、落車のタイミングを狙ったわけではない。
落車の影響を受けた選手には申し訳ない。
攻撃をかける際、キナンも伸元と元喜さんがいなかったが、気にせず仕掛けた。
伸元は落車に巻き込まれていたみたいだ。
6人でローテーションを回し、ペースを一気に上げていく。
が、集団を減らすことはできているが、有力チーム、選手はしっかりと後ろに潜んでいることが確認できた。
このまま続けても、我々が消耗し、カウンターで攻撃を食らう可能性が高かったため、半周ほどでやめることにする。
が、集団は40~50人ほどの3分の1にすることができた。
再び、アタック合戦が始まる。
代わる代わるキナンも対応していく。
その中、次の作戦を話し合う。
元喜さんが集団に戻っていたが、畑中さんがいなくなった。
元喜さんもキツそうで、一旦キナンは様子を見ることにする。
すると、ゆるっと仕掛けた2人の逃げが決まる。
有力チームの2人だが、まだ半分以上と2人だけなので容認する。
地元チームのブリッツェンがコントロールを開始。
このまま最終回に捕まえ、集団スプリントになる展開が予想された。
キナンとしては、その展開はおいしくないので、ある程度差が埋まったタイミング。
もしくは、ラスト3周辺りに再び、全員でペースアップを計り、そのままアタックの打ち合いに持っていくことにする。
それまでは坦々とこなす。
が、コースの特性上、どこにいてもインターバルがかかり、まぁまぁキツい。
残り4周。
もう一度、全員と攻撃をすることを確認し、備える。
残り3周。
ゴール前の登りに向けて、まとまって前に上がる。
白川がいなくなっていたが、5人でいく。
登りに入る前のコーナーで元喜さんが挟まれてしまい、後ろにいた僕と2人離れてしまう。
が、元喜さんが無理やり前に上がっていき、僕をリードアウト。
4人になってしまったが、ペースアップ開始。
一気に上げていく。
すでに足にきている選手達を振り落としていき、減らすことには成功するが、有力チームは複数名しっかり残してきた。
ここから、カウンターでアタックに合うが、しっかり反応していく。
しかし、2度の攻撃で、キナンも僕、泰史、雄大さんの3人しか前にいない。
また、僕自身、
「もしこのままスプリントの展開になった際、もがける選手は残った方がいいか、、、」
と、少し消極的になってしまう。
が、3人しかいないので、僕も反応できる時はしていく。
残り1周。
雄大さんが仕掛け、少し抜け出す。
すぐに捕まり、カウンター。
そこに、僕が反応。
そこからさらに、4人が抜け出す。
反応するか迷う。
近くにいた、他の有力選手も少し迷っている。
その結果、集団が止まってしまい、4人の逃げが決まりそう。
白川が戻ってきており、引いてもらう。
他のチームも追うべき展開だが、どこも出てこない。
枚数が残っている、シマノは逃げに乗せているので、動かない。
白川も引けなくなる。
その後すぐに、愛三の石上選手が猛追。
目の前に4人を捉えながらも、縮まらない。
最後の登り。
マトリックスがトレインを組み、上がっていく。
そこに飛び付きにいくが、3人挟んで6番手で登りをクリア。
最終コーナーに向け、愛三、草場選手が早めに仕掛けた。
そこに飛びつきにいき、最終コーナーで他の選手と交錯する。
失速したまま、立ち上がってしまい、伸びが足らずに集団6番手。
4人には逃げ切られてしまったので、10位。
チームとしてはやりたかった事をできた。
レースを動かし続けることもできたので、よかったが、最後の詰めの部分が甘かった。
僕もスプリントを意識しすぎているので、フレッシュに動いていくべきだった。
実際、4人の逃げに乗れるチャンスはあった。
今後、同じ失敗せず、勝利に繋げていきたい。
明日はクリテリウム。
頑張ります!