ツールド九州 クリテリウム
レース情報
距離 45km 順位 11位
出走メンバー
畑中勇介、山本元喜、ライアン・カバナ
新城雄大、ドリュー・モレ、孫崎大樹
レースレポート
今日は総合に関係のない、実質プロローグのようなクリテリウム。
なので、キナンとしては安全第一に走ることにする。
しかし、チームの中ではスプリンターである僕はしっかりと結果を狙っていく。
個人的にも、調子が良いので、スプリントの感覚の確認と他のスプリンターの様子を見たい。
コースは小倉城の周りで、狭い部分や路面がアスファルトからタイルのような所も走る。
かなり危険で前々でいないとキツいのではないかと思われた。
前々に位置取るため、早めに並びにいき、スタートを向かえる。
皆、思惑が同じで、いつもより早くスタートラインに並びにいく選手が多かった。
スタート直後、前々に位置取りたい選手が多く、シクロクロスのようなスタート。
いきなり心臓が上がりキツい、、、
とりあえず5周ほどこなし、心拍が落ち着いてきたので周回賞を頭に入れながら走る。
40kmほどのレースなので、前半に周回賞を取りに行っても、回復は間に合う。
なので、15周目までの周回賞を狙う。
1回目の周回賞は1人抜け出し、取りに向かったので、諦めた。
2回目に取ろうと決意し、位置取りを開始。
ちょうどライアンも前にいたので、軽くサポートしてもらう。
周回賞まで残り400mほどのタイミングでJCLの武山選手が抜け出したので、すかさずチェックに入る。
うまく車間を保ちつつ、徐々に詰めていき、最終コーナーを曲がったタイミングでスプリントを開始。
周回賞を獲得できた。
そのまま抜け出した4名で逃げを開始。
これが、思いの外しんどい。
ここで、このコースはあきらか集団有利だと確信する。
逃げも決まりにくいだろうと判断。
1周先行し、捕まる。
心拍が上がったのと、一度スプリントしているので休む。
集団の後方に行きすぎないように、中盤で休むようにする。
すると、中盤にいても全然キツくない。
意外とコース全体が流れるので、無理して位置取りしなくても、休むような走り方、一定でリラックスしてその位置で走る方法の方が楽だ。
なので、ここからはゴール前まで、焦らずにリラックスして走る。
そのおかげですぐに回復できた。
そこから10周ほどは、中盤で足を溜める。
特に、位置を下げることもなく、リラックスして走れた。
ラスト6周あたりから、雄大さんと合流し、特に話してないが、雄大さんが位置取りをしてくれ、前に引き上げるような動きをしてくれた。
なので、2人で前に位置取る。
かならず、最後にBSトレインがかち上げしてくるので、そこに張り合いにいくチームやBSの後ろを取れるような位置取りを心がける。
ラスト1周。
BSトレイン、アスタナ、僕と7番手の最高の位置にいれた。
しかし、唯一のヘアピンコーナーを前に、愛三トレインやJCLのベンジャ選手に挟まれ、少し位置を下げる。
さらに、ベンジャ選手がコーナーで後輪を滑らせ、転倒しそうになったために、若干前と離れてしまう。
そのタイミングでBSもゴールに向け、ペースを上げ始めていたため、追いつくのに足を使うし、位置も下げてしまった。
そこから何とかリカバリーを図るも、もう上がるタイミングを失ってしまった。
なので、最終コーナーは突っ込まず、落車回避の安全第一で曲がり、そのままゴール。
軽く、流しながらゴールに向かっていたら、ギリギリ最後に刺され11位。
足の感覚も良く、最後のスプリンターたちの足の感じも確認できた。
また、狙ったタイミングで周回賞を取れたことも良かった。
最低限の走りができたと思う。
ただ、最後の位置取りは甘さがあったので、しっかり修正したい。
明日から本番が始まる。
しっかりリカバリーして、勝負していきたい。