まがる

ほの暗いアソコから。

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ほの暗いアソコから。

最近の記事

孵化して羽化しちゃいたい

個人的な文章が危うくなっている。 脳のイメージを担当している部分が蛹みたいに硬化している。身体のむずむずも出てきた。ことばへの相反する反応かなそれとも。 はね、かなあ。 そして実務的な文章は書ける。 最近メモに残っていた文章を載せます。 全くもってぜんぜん実務的じゃないけれど。 ----------- 暗い血液が踊り出る 無垢な繊維のあいだから 骨の軋んだ音が弾ける 手術した犬の背中を越えずに ポツポツと カラカラと 膜の破ける合図が届いて そのまま -------

    • 直接的で簡易的なレター

      集合体が醸し出す曖昧じゃなく 君と君の結束のむこうに潜みたい 浮足立つ必要のない雲の上に 横たわりたい ふと鏡を見ると、まだ怪物がいる 君の残滓はいつだって罪悪感だ 君はゆるしてほしい 君はできないから、ゆるしてほしい 日々のいのちに慣れること 涙みたいな嬉しい時空で しのいだり延ばしたり、 色の干渉し合う 揺れる地帯をうろうろしたり、 そんなはずないと言われて 何度も死んだ こうあるべきだと言われて 何度も殺した 君の近くにいる人は 君のことがわからない あたりまえの

        • この状態じゃ食べられない

          過去に固執する厄介なクセがある。その時一緒にいた誰かがどうだからとか、何かがああだからとかじゃなく、ただただ戻らない時というやつを愛しむ。さらに尊んでしまうから、今様(いまさま)をおざなりにしてしまう。これがとても空しくて後悔をするのでまた過去奴(かこやつ)に囚われたことになり、負のループが終わらない。 人が関係をする時、必ず時間がその関係に付随する大きなスペックになっていて、関係という卵の中身を構成する割合はもはや人より時間の方が多いのじゃないかというくらいだから、時間を

        孵化して羽化しちゃいたい

          まねきたい

          信じる力が強いうたが好きだ。YUKIのJOYがすきだ。特に「いつか動かなくなる時まで遊んでね」「たしかな君に会いたい」という部分がすきだ。べつにYUKIファンとかではなく根っからの宇多田ファンなのだけど、信じるひとはとても可愛いと思う。 君は信じることがとても苦手だから、根っからの宇多田ファンなのだ。宇多田ヒカルの好きな歌詞を発表します。沢山あるけど今回は「俺の彼女」という曲の一節。招くという単語が使われているのが秀逸です。 Je veux inviter quelqu’

          まねきたい

          戻れば・消えて・しまうけど

          時空に切ない片想い 時空にまっすぐ立つのはとても難しい 意識の泡風呂に浸かりつづけ 目を開けると危うい風景は脆い 明日も君たちのことわかるだろうか 昨日が 今日とは違うんだから もうわからないかもしれないネ いちばん近いひとたちのことをいちばん遠く感じてしまうとき、いちばん寂しくて哀しい。 自分の居る感覚がなく、他人の居る感覚もなくて、UFOに攫われていくヌイグルミみたいに、いつでも日常が変わり果ててしまうような気がしてくる。そろそろこんなのは終わりたい。 睡眠は重要

          戻れば・消えて・しまうけど

          ハリウッドザコセラピスト

          さようなら さようなら さようなら 地球にたいして腕をまっすぐ  ぴん!と張っている感覚で 知らない間に脳内を流れているこの挨拶  こわいのだ 必死に唱えていて  意識がその役割を果たさなくても 昨日も今日もまた  そんな一日だったので  この呪いが消える明日を祈って  いつも探しまわっている そして最近やっときづいた  ハリウッドザコシショウは、愛族のひとだと… 遅くなってすみません。 その姿を見るとまず  心に青信号が灯るのだ だって彼は安全である  煽られないし壊さ

          ハリウッドザコセラピスト