好きなラジオの回を語る#1

好きなラジオの回をアーカイブで聞き直して、好き勝手に語る企画を始めます。

今回は、「2023/06/27 あののオールナイトニッポン0(ZERO)」。

あののオールナイトニッポン0が始まって3ヶ月ぐらいの録音放送で、ゲストは山里亮太。
流石にSPWに呼ぶわけにはいかなかったようだ。
多分JUNKやってる芸人がニッポン放送に出るのってあまりないはずだから、山里亮太本人は興奮していた。
最近ラジオ聴き始めたから、この辺のしがらみはよく分からない。

この放送は、あのちゃんを第三者視点で見た時にどんな人間なのかを山里亮太が教えてくれる放送だ。
あのちゃんのラジオは一人喋りだから、俯瞰で見たあのちゃんがどんな人間なのか?というのは通常放送では分からない。
あのちゃんを俯瞰で語って一番面白いのは山里亮太で間違いないだろう。


この回の大きな魅力は、まず二人の掛け合い。
山里亮太は知っての通りサンドバッグになる能力が極めて高い人間で、あのちゃんは人を攻撃することに関しては天性の才能があるヤバい奴だ。
とても相性がいい。 

たりないふたり感すらある。
あのちゃんと山里亮太で漫才をやったという噂を聞いたけど、絶対面白かったはずだ。


二人の関係性。
山里亮太とあのちゃんはアイドル時代のあのちゃんと番組が一緒で、山里はあのちゃんをいつも怒っていたみたいだ。
あのちゃんは一貫して「お世話にはなったけどそれはそれとしてマジで嫌い」のスタンスを終始崩していなかったので、そこだけはマジなんだと思う。

山里亮太があのちゃんのバラエティ的な才能を見出していくところは、本当に面白かった。
是非聴いてほしい。
この山里亮太との共演が、今の大活躍につながっているのは間違いなさそう。


あのちゃんって元々なのか人生経験なのか分からないけど、自分で自分を俯瞰で見ることが出来て、自分の振る舞いを自覚出来る力があるように見える。
演じているという訳じゃなくて、自分の見え方を俯瞰で理解した上でやりたいようにやっているということだ。
だからラジオも面白い。

そんなあのちゃんの才能を見抜いた一人が山里亮太ということなんだろうな〜と、放送を聴き終えて思った。

それにしても、「ちゅ、多様性」のMVに出た話、山里に話を振るあのちゃんもあのちゃんだし、撮影に行く山里も山里だよ。
あの信頼感だけは二人だけのものなんだろうな。

最後に。放送内での山里亮太のセリフだけ紹介させてください。

「私の育ての親である、今の私の基本を作ってくれた方をお呼びします、少し緊張します、この方です」

「少し緊張します」はあざといなあと思いました。

ここで一曲。

ano - 普変


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