mogi taketo

1989年生まれ。社会人9年目、親6年目。データ分析とかコーチングとかやってます。 …

mogi taketo

1989年生まれ。社会人9年目、親6年目。データ分析とかコーチングとかやってます。 認知・心理・組織・その他の本棚 http://booklog.jp/users/mgmgfrts 技術系の本棚 https://booklog.jp/users/mgmgmgmgmg

最近の記事

性格診断LINE botをプロンプト+Chatifyで(無料で)作ってみる

(追記)以下の内容は2023/03/30時点のものです。2023/04/17のChatifyの仕様変更に伴い下記のLINEbotは停止しました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先週ChatGPTに性格診断をしてもらいましたが、これをより使い勝手よくLINE botにできないかと思ってやってみたら性格特性診断botができました。 性格特性診断LINE bot概要 いくつか質問に答えるとLINE botがソーシャルスタイル性格特性診断をしてくれ

    • ChatGPTに現実世界をオブジェクト指向のコードで表現してもらう

      前回はChatGPTに特徴量評価と主成分分析をしてもらうという基礎技術的な内容でしたが、今回もChatGPTの基礎技術的な側の検討をしてみたのでその結果を共有します。 背景と仮説落合陽一さんの3/18のtweetにて、「般若心経をpythonコードで表現する」というくだりがありました。 「ChatGPTにコードを書いてもらう」という活用方法はもともと知っていましたが、無意識の前提として「似た前例がありそうなコードについて」という思い込みがありました。そのため、「般若心経を

      • ChatGPTに特徴量評価と主成分分析をしてもらう - 漫画編 -

        昨晩「ChatGPTに特徴量評価と主成分分析をしてもらう」というnoteを書きました。 せっかくなのでいろいろなものに適用してみたいと思います。今回は漫画について試してみます。 手法上述のnoteに記載のプロセス「1. 特徴量提案・選定」「2. パラメータ評価(ベクトル化)」「3. 主成分分析で整理・比較・解釈」を漫画に当てはめる。 漫画の分類特徴量の選定 この特徴量そのままでは評価しづらそうだったので、分類にあたり興味深そうかつパラメータ化しやすそうなものとして「主

        • ChatGPTに特徴量評価と主成分分析をしてもらう

          これまでChatGPTにお悩み相談、子育てシミュレーション、性格特性診断などを依頼してきましたが、今回は単語ごとの特徴量の評価と主成分分析による分類、という基礎技術的な依頼をしてみたのでその結果を共有します。 今回の仮説ChatGPTにいくつかの単語・概念を提示したらそれらの特徴量の相対値を定量的に評価してくれるのではないか。また、特徴量パラメータセットを与えれば、主成分分析をシミュレートしてくれるのではないか。 実験何種類かの果物・野菜を評価・分類してみる。 下ごしら

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          ChatGPTに性格診断をしてもらう

          前々回はお悩み相談、前回は子育てのシミュレーションをしてもらったChatGPTですが、今回は性格診断をしてもらえないかと考えました。 今回行う性格診断性格診断もいろいろあるかと思いますが、今回はソーシャルスタイルを診断してもらおうと思います。詳細はここ(*1)とかここ(*2)とかでわかりやすく紹介されていますが、ざっくり説明すると、人の性格を「意見を主張する/聞く」「感情表現を表す/抑える」で2軸とると大まかに4種類のタイプ、「ドライバー(前進型・行動派)」「エクスプレッシ

          ChatGPTに性格診断をしてもらう

          子育てで困ったときの状況をChatGPTでシミュレートしてみる

          前回ChatGPTについてのnoteを書いてからはや1ヶ月が経過しました。今回は子育てで困ったときの状況をChatGPTでシミュレーションをしてみたのでその結果を記録しておきます。 今回の仮説適切にキャラクター設定・状況設定をすると、自然な形で感情の起伏と行動をシミュレートできるのではないか。 prompt# role指定あなたは保育園に通う5歳の女の子です。以下の設定を遵守してください。# 設定- いやいや度のステータスを持ちます。通常時は0です。最大値は5です。- 嫌

          子育てで困ったときの状況をChatGPTでシミュレートしてみる

          ChatGPTへの悩み相談と「回答ではなく質問を求める」という方策について

          話題のChatGPTにお悩み相談にのってもらえないかと以前から考えていたところ、今週に入ってよさそうな知見がいろいろと目に入ったので現時点の知見と実験結果を記録しておきます。 結論だけ先に書いておくと、 ChatGPTに悩みを相談するとき、回答を求めるのではなく質問者のロールを与えることで、人間の入力と思考を支援してもらう使い方をすると得られる効果が高そう。その際、会話の展開の幅と質を高めるために質問を複数提案してもらうとよさそう。 です。 これまでの自分の認識 : Ch

          ChatGPTへの悩み相談と「回答ではなく質問を求める」という方策について

          コーチングの前にしておくとちょっといいこと

          コーチングをする際、せっかく貴重な時間を投資してもらっているのだから1分1秒の時間も有意義にしたいなと常に心がけています。自己紹介の時間も惜しんで本題に入っていくこともしばしばです。せっかくの時間を少しでもよりよいものにするために、事前にできることをまとめてみました。 コーチングの前にしておくとちょっといいこと ・いい時間を確保する ・テーマを決める ・動機と期待を用意しておく ・アドバイスの期待はしないでおく ・考えておく、行動しておく ・コーチについて知る いい時間を

          コーチングの前にしておくとちょっといいこと

          子育ての話

          日頃の元気いっぱいの2才児の子育てで思うことを思いつくままに書いてみる。オチはない。 ーーー 思い通りにいかないことが当たり前の日常。横断歩道を手を繋いで歩いていたらいきなりしゃがみ込む。泣き喚こうが構わず抱き上げて何を逃れる。命の危険があるので迷いがない。 ーーー 我が子だろうが他人だしなぁ、という感覚がある。そんな感覚を持っていると、日々の些細なことにもよく悩む。 保育園に登園する準備をしていると、「ふくきない!」とひたすら抵抗することがある。それでも登園時間は

          子育ての話

          クライアントとコーチが二人三脚で進むには?

          昨日の深津さんのnoteに触発され、メタファーといらすとやを駆使して「コーチとクライアントのいい関係」について書きたくなったので書いてみました。 クライアントとコーチが二人三脚で進むためには?コーチは伴走者として、クライアントが向かいたい目的地まで二人三脚で伴走します。そのときに必要なこととして、 ・姿勢を共有すること ・目的地を共有すること ・互いの見える景色を共有すること が特に大事だと感じています。 姿勢を共有するコーチとクライアントの関係ですが、よくいただく質

          クライアントとコーチが二人三脚で進むには?

          藻掻いているときにできたこと、できなかったこと

          ほぼ毎日、evernoteに日記をつけている。日付と曜日をタイトルにして、その日に思ったことをその都度書いている。ほんの数行のメモだけの日もあれば、取り留めのないぐるぐるした思いを吐き出すように書き連ねる日もある。そんな習慣がついてから6年ほどが経過した。 ふと、1年前は何をしていただろうかと気になった。 "180615-fri"というタイトルの日記を見返してみると、忘れかけていた当時の感覚、ままならなさや息苦しさ、藻掻いている感覚が蘇ってきた。文字数カウントしたら1700

          藻掻いているときにできたこと、できなかったこと

          Win-Winを諦めない

          利他的であること、計画的であること、理性的であることは、生きていく上でとても重要だ。もうすぐ2歳の娘と向き合っていても日々感じる(パパとパンをはんぶんつしましょうね。元気で過ごせるように野菜も食べようね)。 しかしコーチングをしていると、「自分より相手を優先する」「今より将来を優先する」「感情より理性を優先する」という考え方が原因で、逆にままならなさや苦しさに繋がっているのでは、と感じることがしばしばある。 「今の自分を後回しにすること」は、それ自体が悪いことだとは思わな

          Win-Winを諦めない

          コーチングは○○に似ている

          コーチングは〇〇に似ている、と感じることがよくある。 「コーチングとは」を端的に表現したいなと思うものの、定義しようとすればするほど余計に分かりづらくなったり、また定義という一線を引くことで実際の姿形からずれていくように感じていた。 そこでひとまず、「コーチングは何に似ているか」という観点から、コーチングの輪郭を捉えていきたいと思う。 (コーチングのわかりやすい解説は、こばかなさんやもえはしさんが図解や例を交えてnoteにまとめてくださっています。とてもオススメです。)

          コーチングは○○に似ている

          「行動しろ」と言われても「行動の仕方」を教えてもらっても行動できない自分のための記事

          「なぜ人と組織は変われないのか」という本を読んだ。 ハーバード大学教育学大学院で成人学習・職業発達論を研究するロバート・キーガン教授と発達心理学を専門とするリサ・ラスコウ・レイヒー氏が書いた本書は、「変わりたくても変われない」と感じがちな自分、「ずべこべいわずに行動しよう」と思っても動けない自分にはうってつけの本だった。 読了したちょうどその日に、けんすうさんの「どう行動したらいいかわからないよ」という人向けのnoteも読んだ。 読んだ正直な感想としては、「言われたとお

          「行動しろ」と言われても「行動の仕方」を教えてもらっても行動できない自分のための記事

          今の自分と向き合えなかった私が夢らしきものを見つけるまで

          2019年2月から株式会社cotreeで働き始めました。転職noteに代えて、「今の自分と向き合えなかったこれまで」の話を書きたいと思います。 将来の夢を答えられない子供の頃から、将来の夢を聞かれても答えられなかった。何も思いつかない。でも周りの友人は書いている。普段から自分の将来について考えているのだろうか。思いつくものなのだろうか。適当に書いているのだろうか。適当に書くことも自分にはできない。 なぜ答えられなかったのか。おそらく、自分と向き合うこと、将来と向き合うこと

          今の自分と向き合えなかった私が夢らしきものを見つけるまで

          2018年に読んだ本

          昨年からよく本を読むようになったが、2018年もよく本を読んだので(タイトルだけでも)振り返ってみる。今年もいい本にたくさん出会えた。 読んでいる途中、読みきらなかったものもあるけれど、ここでは内容について自分なりに、多少なりとも語れるものをとりあえず列挙してみる。27冊。時系列順。 習慣の力 / チャールズ・デュヒッグ お母さんの「敏感期」 モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる / 相良敦子 小さな習慣 / スティーヴン・ガイズ 7つの習慣 / スティーブン・R・

          2018年に読んだ本