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劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD 感想まとめ【概要】
「劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD」のDVD、ブルーレイが間もなく発売になる。
昨年の夏、私はこの作品を観るために、連日のように映画館へと足を運んだ。その結果、鑑賞回数は約40回となった。
2018年に深夜ドラマとして放送され、その年の流行語にまで選ばれた「おっさんずラブ」の、ファン待望の続編、そして映画化。
この映画について、例えば2018年のドラマが数々の賞を受賞したように、映画として何か賞を取るような作品かと聞かれれば即座に「NO」と答えるし、万人にオススメできるかと言われるとそれも少し悩んでしまう。
それでも、私はこの作品における俳優陣のリアルな感情の動きに心を動かされ、言葉にはならない感情を揺れを少しでも理解したくて、何回も何回も同じ映画を見続けたのだ。
そこから感じたことや考察したことを残しておきたいと、鑑賞後にはツイッターに、140字に収まらない時にはふせったーへと息をするように投稿を続けた。その感想は映画のあらゆるシーンに及んだ。
せっかくならば、それらをシーンの順に並び替えて整理しておきたい。
今後、DVDやブルーレイを見返したときに、映画館では自分が何を感じていたのかを振り返るようにしたい。
そうした思いに駆られたことから、本noteを作成することにした。
これ以降の記事は、主に劇場版おっさんずラブの感想を、シーンごとに、冒頭から順番に振り返っていくものである。
各記事の冒頭にある「S1」などの記載は、本作品のシナリオのシーン番号を表すものとなっている。
基本的には頭から順番に振り返っていくことを予定しているが、まれに前後する可能性があることはあらかじめ断っておきたい。
昨年夏に、一人の熱狂的なファン(オタク)がとある映画から感じたことが、誰かの何かお役に立てれば、これほど嬉しいことは無い。