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新幹線の運転手になりたかった、編集者になった
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誰しもあるであろう、生まれた時から今までの将来の夢の変遷。いろんな人の聞くのも好き。
私は
新幹線の運転手(はやくてかっこいい)
↓
おもちゃ屋さん(いっぱい遊べると思った)
↓
バレリーナ(このころバレエを習い始めた)
↓
ピアノの先生(このころピアノを習い始めた)
↓
作家(絵本作りにハマる)
↓
学校の先生
↓
出版(教師たりうるバイタリティが自分に無いことを自覚)
という感じだった。
最後のふたつは繋がっていて、「学びのための出版物をつくりたい」と思っていた。義務教育を受けながら。
別に、勉強がものすごく嫌いなわけではなかったけど、コツコツ意欲的に学び続ける模範的生徒では全然なかった。
なんというか、やる気と意欲にムラがあった。めんどくさいし、課題。
コツコツ意欲的に学び続ける子は「模範」とは言われるかもしれないけど、
「そういうのが得意な子」なだけであって、全員が継続的に、前のめりである必要はないのでは〜と常々考えている。
でも!でも、「はじめて知ったー!」とか、「ここ繋がるんだー!」とか、生活の中で「あっこれ学校で習った〜」とか、そういうプチわくわく、一度は経験していると思う。
(私は「酸化」がカイロの原理である事を習った時にプチわくわくが発動した)
「知る」とか「学ぶ」とかが、面白い、楽しいって感じる時もあるんだ!って体感できたら、その先の人生の選択肢が広がるというか。
新しい分野を勉強してみようとか、もっと知りたいから深めるために学ぼうとか、そういうことも思えるようになるんじゃないかな〜と。
それって些細なようで、自分にとってのおっきな基盤になるよね、と思っていた。
そのきっかけとかチャンスを、出版を通して不特定多数の子どもに届けられたら最終的な私の将来の夢が叶うぞ〜と思い、就職活動をしていた。
あと私は子どものとき社交性0陰キャだったので「わからないところを先生に聞く」ことに過剰な緊張をしてお腹を痛めるほどストレスだった。結局聞けずに自分が損するし。
だから、教材がそういう子が立ち返れる、拠り所のようなお守りのようなものでもあって欲しいなとも思う。
ほんとに、ほんとうに純粋にそういう気持ちを着々と就職活動にいたるまでゆっくり固めていた。中学生から、高校生になっても、大学生になってもっと稼げる業界や職種があると知ってからも。
積める経験は大学生のうちに!と思い、
塾講師もしたし(ここで教師は本当に無理だと再確認)、
出版社でバイトもしたし、
模試採点でひたすらマルとバツを入力したりもした。
何度か親には将来の夢をぼやっと伝えたことはあるが、「え〜稼げなそうじゃん笑」と言われてから、今後相談は一切せずなにごとも事後報告にしようと決めていた。稼げなそうな娘で悪かったな。
偉そうに学びだなんだと言ってるけど、私の目の前には買ってから数週間経つ資格教材と真っ白なノートがある。本当にすみません。
就活の時にべらべらと理想を語っただけのアホにならないためにこれからも頑張らねばな〜と思う。
初心わすれた!限界!となった時に立ち返る、拠り所にするためのおぼえがきとしてここに残しておきます。
…
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↑ちなみに、冒頭の将来の夢変遷の中にしれっと混ざっている「作家」期、意味のわからないお手製絵本や雑誌を精力的に刊行していたので、勇気と元気がでたらいつか書こうかな。