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苦しみ=痛み×抵抗

仏教の第一の矢、第二の矢の話は有名ですが、苦しみというのは我々の抵抗によって生まれるものであるということです。
抵抗=悪いということではなく、なぜ人間は悩み、苦しむのか。なぜ悩みが無いような人達がいるのか。ということを考えたときに抵抗(第二の矢)の差があるという話です。

例えば誰でも悪口は言われますよね。悪口に対して、なんで悪口を言われるんだろう等の苦しみを抱く人もいれば、誰でも悪口は言われるものだし相手もろくに考えもせずに言っているのだろう。と理解する人もいます。

痛み(第一の矢)は消せるものではありません。しかし、抵抗(第二の矢)に関しては自分の考え方次第で変えられる部分です。

第二の矢を自分に刺さないこと、そして真実を理解することが非常に重要になります。
自分に不遇なことがある時、「なぜ私ばかり苦しんでいるんだ」と思考する人がいますが、事実として苦しみを抱いているのは人間全体に言えることで、決して自分だけが苦しいということはないでしょう。

もし、自分に思い込みが強い節があるならアンラーニング(忘れる)ことをお勧めします。習慣、常識、努力だったり、自分の持っている価値観を一度忘れてみて、再度考え直してみること。
努力=頑張ることではなく、努力=自分が楽しめることだとわかれば、楽になります。

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