【恋文】渡せないラブレター その12
今日貴方の無事を知り、
安堵の涙が溢れました。
貴方を好きでいることはできても、
貴方を守ることはできず、
すぐに駆けつけられもしない。
無力な自分に落胆しました。
貴方が居るから、
貴方に好きと伝えられる今が
私にとって至福であること。
貴方が居なくなって、
貴方に好きと伝えられなくなる未来が、
私にとって散々であること。
貴方はある時、言いました。
"私の存在が
世の中にあることが大事だ"、と。
嬉しくなるほど大袈裟で
笑ってしまうほど温かな愛の意味を
私も今日知れた気がします。
私も
"貴方の存在が
世の中にあることが大切"。
貴方と愛を語れない世の中なんて、
私に必要ないのです。
大袈裟ではなく、最愛は貴方で。
本当に無事でよかった。
右利き
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?