【恋文】渡せないラブレター その25
約7ヶ月ぶりに貴方に逢えた。
すごく嬉しかった。
少し恥ずかしかった。
好きって感情に蓋をして、
開けないようにって思ってたけど
声を聞いたら、いとも簡単に開いたの。
馴染んだ時間、
新鮮なはずなのに穏やかだった。
好きに食べられてた前の私とは
違う私で逢えた気がする。
今を見つめて、今を楽しめた。
間違ってないけど、
正解じゃないって分かってるし、
納得できてる。
強くなった、でしょ?
焦げても美味しい恋になった。
寝かせた好きも、悪くないね。
また、逢えるかな。
右利き