「次世代を担う子どもたちの海岸防災林保育活動」
7月8日(金)に仙台市荒浜地区にて、宮城県緑化推進委員会が行っている「緑の募金」の助成を原資とした『令和3年度「岩沼・荒浜潮除須賀松の森」保育事業』を、仙台市立錦ケ丘小学校5学年の全児童の半分、80名が参加し行いました。
海岸防災林では苗木の周りに繁茂した雑草や、絡みついたツルマメ等の除草作業を行いました。苗木は児童の胸丈程度までに成長してきており、雑草に負ける心配は少なくなってきましたが、植樹地の外から侵入してくるクズやツルマメはまだまだ脅威です。児童はバケツいっぱいの雑草を取り、植樹地はとてもキレイになりました。
除草作業の他に植樹地では周辺の植物観察もしました。ハマヒルガオやハマニンニク等、海岸特有の植物の他にニセアカシアや、ドクウツギといった気を付けなければいけない植物を勉強しました。
ただ単に名前を覚えるだけではなく、葉っぱ遊びネタも学びました。セイタカアワダチソウの槍投げや、写真のようにヤエムグラをくっつけるイタズラに児童は夢中になりました。
海岸防災林だけではなく、砂浜や貞山堀でも活動を行いました。砂浜でのビーチコーミングでは、マイクロプラスチックゴミを回収しつつ、児童は貝殻やシーグラス、コウイカの骨等を宝探し感覚で拾っていました。貞山堀では釣りに挑戦。
生きのいいテナガエビやハゼ等が釣れ、児童からは歓声が上がっていました。
錦ケ丘小学校5学年残り半分の児童は8月に、保育活動に来てくれる予定です。次回も一緒に楽しく活動していきたいと思います!
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