クラウドファンディングを始める前にチェックしよう。最低限満たしているべき要素とは

クラウドファンディングへの挑戦は誰もができる一方で、そのプロジェクトが無事に資金を集め、サクセスするには最低限満たすべきことがらがいくつかあります。もちろん、どれかが欠けていても他の要素が補って成功することもありますが、せっかくプロジェクトを立ち上げるなら万全な状態で立ち上げたいもの。ここで一度、クラウドファンディングを行う時の条件をチェックしてみましょう。

実際に立ち上げる前にチェックしてみましょう

掲載寸前になって足りない要素に気づくと、対応ができなかったり、慌てて対応して品質が落ちてしまうことがあります。チェックするのはなるべく早く。今頭に描いているプロジェクトがあるならば、ぜひチェックしてみましょう。

✅プロジェクトの成果物は完成形をイメージできていますか？

プロダクトならばサンプルができている状態。映画であれば、予告編までは公開できる状態だといいでしょう。形のないものに資金を集めるといっても、完成形がイメージできないものにお金を出すのは勇気が入ります。プロジェクトの成果物（あるいはリターン）は、完成形のイメージができていて、さらにそれが見る人に伝わるでしょうか？

✅SNSをアクティブに行っている

またSNSの話か、と思われる方もいるでしょう。けれど、クラウドファンディングがインターネット上のサービスである以上、やっぱりSNSからの獲得を無視することはできないのです。オフラインのつながりはもちろん、オンラインでもつながっている人を多くしておくのは、準備として悪くありません。SNSアカウントがなければまずは開設して、プロジェクト開始までにアクティブ（毎日1回は投稿している状態）にしておきましょう。

✅発起人を明らかにしてプロジェクトを行える準備ができている

必ずしも実名でプロジェクトをやらなければならないとは言いません。（実名でプロジェクトを行うほうがリスクがある分有利なのは間違いありませんが）。けれど少なくとも、プロジェクトを行う人がはっきりしていて、発起人を担うのが誰かが決まっている必要はあります。その人を中心として、クラウドファンディングを行う上で必要な役割を担う人が集まっていれば、プロジェクトを行う最初の準備は完了です。

あなたのプロジェクトは、いくつチェックが入っていたでしょうか？ひとつひとつの条件はそこまで難しいものではありませんが、揃えるためには少し時間が必要なものもあります。いきなりクラウドファンディングを始めてあとで大変になるよりも、これらのチェックリストを頭に入れて、いつでもプロジェクトを始められる準備をしておくのが私のおすすめです。

ここまで読んでくださってありがとうございます。役に立った方はスキで応援してくださいね。

（文：出川　光）

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