方言『へば』

へば(せば)

接続詞「そうすれば」「つまり」の意で使われる。
また、別れ際の挨拶で「へば」「へばな〜」とも使われる。

「では」とほぼ同じ使い方だなと気付く。ということはここから派生していったのか。
濁点が抜けるのはわかる。寒いと口を動かしたくない。上顎に舌をつけないで「で」と言おうとすると「へ」になる。
だが、「ば」で濁点が戻ってくる。なぜか。
他の方言を思い浮かべてみたら、どうやら『あ列』(あかさたな…)に濁点がつくことが多い気がする。これも寒さが影響なのか。
口を閉じた状態から開く時にベリっと剥がれるのかもしれない。
真冬になったら試してみよう。


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