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薄暗いトンネルをくぐる先に在るもの|京都・純喫茶
2024/12/1(sun)
ひとりごとみたいな、ラブレレターみたいな日記。
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京都府京都市下京区神明町235-2
『OPEN』の文字の先につづく、薄暗いトンネルを前に、襟を正す。何度もここに来ているし、そろそろ慣れてもいいはずなのに、今日もドキドキと心臓が音を鳴らす。
扉の手前で、愉快な笑い声が聞こえる。ホッとする気持ちとは裏腹に、高鳴る鼓動。扉に手をかけて、一歩足を踏み出すと、別世界が広がっていた。
Okaffe Kyotoに初めて行ったのは、もう6年前。
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私、こんな大人になりたい!!
純粋に、真っ直ぐ、そう思った。
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あれから6年経った今、ずいぶんと大人になったはずなのに、後藤さんに会うとホッとして童心に返る。
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温かみのあるオレンジ色で、包み込んでくれるような空間。まるで寒い朝に浴びる太陽光のようで、ポカポカと心地いい。
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会話のキャッチボールが丁寧で、誰も傷つけないようにと心を配る後藤さんの姿に、何度も心を動かされた。ここに来ると、社会の中で身につけたちょっぴり頑丈な心の鎧が、するんっと外れる。
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まるで、ホイップクリームを頬張っているような
しっとりほわっとカプチーノ。
ニコニコ 不器用でも一生懸命に 丁寧に向き合うこと🌻そう思わせてくれる、憧れの人がいる幸せ。
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Okaffe Kyotoは、明日への活力を養う場所。
満たされた心に浸りながら、薄暗いトンネルをもう一度くぐる。自然と上がる口角と軽やかな足取りで、前に進む。
私も、誰かの明日への活力を作る仕事をしよう!
なんだか元気が湧いた私は、そう心に誓い、ちいさな愛を胸に、もとの日常に静かに戻っていく。