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筋肉を鍛えるのではなく神経を鍛える


こんにちは。
パーソナルトレーナーのまさおです。

『運動しないと筋肉が落ちるよ』

『だから、運動を習慣にすることが大切だよ』

こういった話から、定期的に運動をすることで筋肉を鍛える必要があることは皆さんも承知の通りだと思います。

この筋肉を鍛えるという行為について私なりに腹落ちした考え方がありますのでこの場を借りて共有したいと思います。

今回の記事でお伝えしたいことは主に3つありまして

①筋肉を鍛えるというのは神経を鍛える行為
②筋肉より先に衰えるのは神経である
③運動とは本能に抗うこと

上記のようになります。
少し長くなるので3部に構成を分けてお伝えしていきますね。

今回は1部です。



①筋肉を鍛えるというのは神経を鍛える行為

筋肉をコントロールするのは紛れもなく運動神経です。運動をするためには脳からの司令を筋肉に送ってあげないといけません。

例えばスクワット

スクワットをするためにはあらゆる筋肉に対して脳から司令が送られます。

股関節に対しての動き
膝関節に対しての動き
足関節に対しての動き
体幹の制御
肩甲骨の位置
呼吸の制動

など、

一つの動きをするために多様な部位に信号を送ってあげないといけないわけです。

その為、筋トレをするときには身体の動きや筋肉を意識することが大切になります。

なぜなら、脳で考えた通りに身体を操ることが出来ないと筋肉は鍛えられないからです。

だから筋肉を鍛える時には『意識性の原則』といって、運動時に使う筋肉、身体の動き、力の入れ方、抜き方を、意識することが必要になるのですが、この部分ができていない人は意外と多く、運動を習慣にしている人や我々トレーナーもできていない人は少なくありません。
(かつては私もそうでした😓)


実のところ、筋肉を鍛えるというのは脳を使うトレーニングでありまして、これは自発的に(意識して)行ってあげないと出来ないのです。


(☝️体育の授業や部活で教えてほしかった、、、)


だから、スクワットを何回できた!とかベンチプレスが何キロできた!という、その結果だけを見てしまうと

『それって本当に意味のあるトレーニングなのかな?』

という状態になってしまい、筋トレしてるのに引き締まらない、力がつかない、関節が痛い、といった負の効果を引き起こすことになります。

だから、筋トレで大切なことは、脳からの司令を筋肉に伝えられるようにすることなのです。
筋肉がちゃんと動くためには運動神経の進化が求められます。

運動神経は繰り返しの動作(練習)によって、確実に向上するので、まずは正しいフォームを知ってそれを意識する。使う筋肉を知って意識する。

こういった積み重ねが大切になります。

ただ、意識することが多いとそれはそれで身体が動かなくなります、笑

一つの動きで意識できるのは、せいぜい3-4部位くらいでしょう。だから、目指すべきは無意識で行えるように訓練する。

つまり、神経に覚えさせるということです。

だから筋肉を鍛えるというのは=神経を鍛える作業なのです。
筋肉ではなく神経に動き、力の入れ方、抜き方を記憶させてあげる。一見すると地道な動作ですが筋トレで効果を感じれるようにするには無視できないポイントです。

本日もありがとうございました。






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