いわきFC2023シーズンに向けて②選手紹介編
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。
筆者は1月3日に帰省がてらいわきFCのTRに行きました。
新加入選手の名前と顔を確認できたことが最大の収穫でしたね!
そして今年でマッチレビューを始めて3年目の年になります。
よりサポーターの皆さんがいわきFCの掲げる「魂の息吹くフットボール」とは一体どんなフットボールなのか、わかりやすく、見やすい形でお届けできればと考えています。
今年の目標は「筆者自身のアップデート」です。
フットボールの見方、捉え方、フレームワークの部分や局面における解釈ももう一度学び直す必要があると感じました。
来季のマッチレビューはより「深い」物をお届けしたいと先に宣言します。
来季加入選手一覧
前回はチームとしての選手編成について着目した記事になりましたが、今回は選手自身にフォーカスを当ててみたいと思います。
芳賀日陽←作新学院大学
速水修平←常葉大学
鏑木瑞生←拓殖大学
河村匠←大阪体育大学
坂本一渚璃←報徳学園高校
加瀬直輝←流通経済大学
石田侑資←ガイナーレ鳥取
下田栄祐←鹿島アントラーズユース
(トップチーム昇格内定、かつ2年間の育成型期限付き移籍)
高木和徹←東京ヴェルディ
宮崎幾笑←ファジアーノ 岡山
2023シーズン特別指定選手(24年加入内定)
加藤悠馬→拓殖大学
近藤慶一→名古屋学院大学
辻岡佑真→IPU・環太平洋大学
上記の13人が新加入選手です。
それではGKから紹介します。
1. 高木和徹
出場試合数は多くないものの、J1J2を知る仕事人。
坂田の空いたポジション争いを鹿野と繰り広げるだろう。
ヴェルディとは違い、自陣でのビルドアップの能力は求められない分。ロングフィードやクリアの質が求められる。
また、高いDFライン裏のスペースカバーやクロス対応などで鹿野との違いをアピールできれば開幕スタメンを飾れるだろう。
今季はGK3人体制に戻ったため、怪我による離脱だけが不安なところ、それ際なければJ2でも安定した布陣になるだろう。
2. 石田侑資
唯一の同カテゴリーからの引き抜きとなった。
経歴だけ見れば18年U-16AFC選手権日本代表の主力メンバー。
高卒2年目でのステップアップは順当なレベルアップと言える。
ポジションは両サイドバックの適性がある。
いわきFCのサイドバックといえば攻撃的なキャラクターが目立つ選手が多いが、石田選手は純粋なサイドバックと言えるだろう。
ボール奪取数もJ3の上位に入り、奪取後の攻撃参加が得意な印象。
センターバックの出場もあるため、守備面での交換が期待される。
具体的には嵯峨選手を一列前に上げるための手段
(昨季は江川選手が入っていた)として十分すぎるオプションを手に入れた。今季は河村選手とのポジション争いに勝てれば左サイドバックの枠にも入れるだろう。
3.河村匠
言わずと知れた尚志高校選手権ベスト4のメンバーが福島県に帰還した。
大学時にサイドバックへのコンバートがあり、サイドハーフから一列下がった左サイドバックが主戦場となるだろう。
河村選手の最大の特徴は「攻撃参加」である。
まずはボールを運ぶ技術が抜き出ている。
基本的には大外レーンに位置するが、プレスで追い込まれた場面でも単騎で剥がして前進することができる。また、相手の陣地に入れば仕掛けるドリブルもできる。2〜3人のユニットでのコンビネーションも得意。
いわきFCの左サイドは2列目が内側に入りサイドバックが大外のレーンを使うシーンが多かったため、山口選手との相性も良さそうだ。
課題は守備の強度。
千葉に移籍した日高選手よりもスピードが劣る分戻りのスピードやCBのカバーなどの貢献が求められる分。そこが強化できればJ2でも十分に通用するだろう。
しばらくは日高選手との比較は避けられないだろうが自分の色を出して頑張って欲しい。
4. 速水修平
22年の全日本大学選抜メンバー。
ジュビロ磐田が補強禁止にならなければ確実に取られていたと思われるほどの逸材。
筆者も太鼓判を押すことができる今季のいわきFCの目玉補強選手の1人。
速水選手の武器は2つ「キック」と「カバーリング」
ゲキサカの記事には圧倒的なヘディングなどの競り合いの強さなどは紹介されているが、いわきFCのCBならば当たり前?の能力なのであえて省きます笑
ゴールのアシストとなったキックはもちろんスーパーの一言であるが、その他にも1列前の選手にあてるボールや前線へのフィードなど、前向きな方向へのパスがべらぼうに上手い。
イメージで言えば家泉選手の楔へのパス精度が2倍になったといえば伝わるだろうか…笑
次に「カバーリング」の部分。
個人的には家泉選手のパートナーとしてこれ以上ない選手を補強したと思う。
いわきFCは今季プレッシャーを突破された際の被カウンターの対応が整備されてないことが多かった。
攻撃を遅らせるといっても様々な技術が必要になる。奪う守備だけでなく、遅らせる、限定するといった見えにくい守備の能力値が高い印象があった。
入れ替わられても許されるくらい前方向への守備の意識が強い家泉選手の相方を遠藤選手と争うことになるだろう。
今回はここまで!
次回はMF&FW編になります。
最後までご覧いただきありがとうございました♪