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目指す会 オフィシャルブログ

「目指す会」 それは都内某所にある怪しい不動産会社の、出世コースに乗っている様なエリートではない社員を中心に構成された自転車部(もちろん会社非公式)である。基本はロードバイクにまたがりゆるポタしたり山登ったり、初めたばかりの若者に対していいおっさんがマウント取ったりする部活動だ。幽霊部員を含めたらきっとイナバ物置を余裕でペシャンコに出来ないくらいの部員数だ。否、自転車部だがデブが多いからイケるかもしれない。 本ノートの目的および存在意義というか使命は、目指す会の自転車活動を

    • 目指す会 2409 まえばし赤城ヒルクライム ④

      レース開始から3,40分、早くも仲間とは散り散りになり一人さみしく山を登る。 ヒルクライムレースは、野球で負けた時にジャイアンが「のび太のせいで負けたんだぞ!」って言うのと同じ確率(つまり100%)でソロライドになる。なのになんで参加するんだろう、自分でも不思議。 ※のび太の定位置9番ライトに試合を左右するような役割は回ってこないだろうから、きっとジャイアンツ自体がクソ弱いんだと思う。 前回も書いた自身のロードレーサーとしての劣化具合が、レースが進むにつれて顕著になっていく

      • 目指す会 2409 まえばし赤城ヒルクライム ③

        ついため息が漏れるような空模様の中、レーススタート。昨年、スタートから数キロはタイム測定区間外ということを知らず、開始早々イキって無駄な体力を削った苦い経験を思い出す。 学習能力のある筆者は小食な女子の食べるスピードくらいゆっくりとした立ち上がりを心がけ、メンバーと歓談しながらタイム測定が始まる本当のスタートラインを目指す。 側道には地元の方々が物珍しいものを見るように応援に駆けつけている。年齢層はじいちゃん、ばあちゃんがメインでたまにちびっこを連れたママ。わざわざ傘をさ

        • 目指す会 2409 まえばし赤城ヒルクライム ②

          当たらない天気予報のおかげでサブマリンといえば千葉ロッテ渡辺のリリースポイントくらい低くなったテンションのまま駐車場に到着。降ってないといえば降ってない、降ってるといえば降っている、そんな白黒付けがたい雨模様。 ここでもう1グループと合流、都内左側(練馬・板橋)に生息するⅠ藤とN本さん。筆者の地元は中野なので心は彼らと同じ左側、体は右上松戸。 彼らのモチベーションもそう変わらなかったが、我々よりも先に到着してたこともあり準備万端、もう後に引き返せない出で立ちに仕上がっている。

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        目指す会 オフィシャルブログ

        • 目指す会 2409 まえばし赤城ヒルクライム ④

        • 目指す会 2409 まえばし赤城ヒルクライム ③

        • 目指す会 2409 まえばし赤城ヒルクライム ②

          目指す会 2409 まえばし赤城ヒルクライム ①

          本ブログで最初に紹介したイベントが昨年のまえばし赤城ヒルクライム。それから1年が経ち、性懲りもなく我々目指す会メンバーは24年度の同大会に参加することとなった。 パチンコの緑保留くらい期待できないおっさんの記憶力にうっすら残る、この大会楽しかったよなってイメージを頼りに筆者は参加表明した。 昨年度は会場近場の東横INに前泊して、ホテル近くのナースのお仕事って秀逸な店名のガールズバーに行くか否か真剣に悩んだ末行かなかったってエピソードがあった。(この手の断片的な記憶が残って

          目指す会 2409 まえばし赤城ヒルクライム ①

          目指す会 荒川は憩いの場② 2409

          今年の夏は、誰かと手を繋いで海岸線を歩いた思い出はないけど、むさ苦しいおじさん(ないしおじさん予備軍)と列を作って走った荒川の河川敷! のことなら嘘も交えながら語れる。 ケツメイシ「夏の思い出」は誰がなんと言おうと名曲。「山、川、よりやっぱ海」って歌詞があるけど、ここでいう川って多分だけど荒川のことでは無いんだろーなー… この日は秋に開催予定の目指す会一大イベント(チーム対抗戦)に向けて、あるチームが荒川で練習するとのことで筆者も便乗した。 普段はめったに顔を出さないレアキ

          目指す会 荒川は憩いの場② 2409

          目指す会 荒川は憩いの場① 2409

          駅前のカフェ、なじみのスナック、ファンの集まるスポーツバー等々。仲間と集まり語らうサードプレイス(家庭、仕事場以外の場所)はひとそれぞれで、自分には理解のしがたいコミュニティもあったりする。例えば烏合の衆のアイドルファンを抜群の統率力で仕切りたがる親衛隊とか(古い?) 我々目指す会、の中でもV6で例えるならトニセン側のメンバーがひいきにしているのが荒川だ。このブログでも何度か荒川を取り上げているが、今後も煙が出るくらいこすり続ける予定。なじみの場所なのでご容赦頂きたい。

          目指す会 荒川は憩いの場① 2409

          目指す会 またにはソロライド 半分だけツール・ド・美ヶ原 2408②

          固め(濃いめ)のハイボールで決めた翌朝。二日酔い特有の頭と内蔵の気だるさの中なんとか5時半頃目を覚ます。シンと静まったいつもと違う部屋、家族を起こさないようにいそいそと隣の部屋で着替える。 朝食が9時。息子との朝風呂に行く約束を果たすため門限は8時過ぎ、2時間程度のライドとなる、当然ツール・ド美ヶ原高原のコースを往復することは出来ないので時間の許す限りで「いけるとこまーでいこーぉよー」作戦。 (あーいのままにーわーがーままーにー…) ということでスタート地点の野球場へ。こ

          目指す会 またにはソロライド 半分だけツール・ド・美ヶ原 2408②

          目指す会 またにはソロライド 半分だけツール・ド・美ヶ原 2408①

          関東平野のど真ん中は誰がなんと言おうと松戸だと思うんだけど、平野っていうくらいだから日常的に山と触れる機会はない。まれに出張で大坂や神戸に行くと、都心部と山の近さに驚くことがある。リアル裏山じゃん! て。新神戸なんて駅に登山グッズのレンタルショップがあるくらい。 そのたびにチャリで山を登ってみたいなーとひとりぼやく。 なんでわざわざ山をチャリで登るの? 馬鹿なの? 車とかバイクしらんの? とパリパリのチキンステーキを焼くための下ごしらえでチキンがペラペラになるまでぶっ叩くの

          目指す会 またにはソロライド 半分だけツール・ド・美ヶ原 2408①

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406⑧

          ランチ(肉の争奪戦)も終盤。 夏、野外、晴れ、肉、ここになぜビールがないのが全くもって理解に苦しむのだが、我々が参加しているイベントはその類いのモノ。 男女グループで河原バーベキュー、少し酔った勢いで女の子に水かけちゃうような軟派野郎とは一線を画している、それが目指す会なのだ。 ※ちなみに自転車も立派な飲酒運転対象。 腹6.5分目あたりで肉がなくなりランチ終了。後半も沢山運動するのでちょっと足りないくらいがちょうど良い、と自らの腹の虫に言い聞かす。 後半スタートまで多少の

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406⑧

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406⑦

          E原さんが交代したがらない!!そうニュースが届いたのがお昼の少し前。4,5週頑ればご褒美にペディグリーチャム1つがの相場。E原氏もそろそろ交代、次走者のA間が午前中最後かなぁとピットでは話をしていたがそうはE原が卸さなかった。 (4.5時間を境に昼休憩1Hが入る) 「午前中のトリはオレが頂くぜ!」とか「みんなの体力温存のためにオレに走る!」といった主人公気質が彼には皆無なのは、普段の彼を知る人間からしたら「これってオレの友達の話なんだけどさー…」が実は本人の悩み相談だったっ

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406⑦

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406⑥

          クールダウンの水浴びと今年初スイカを食べ終えベースキャンプに。前走者のT橋とアンカー(6番目)のA間の雑談の輪に入る。 A間がどうでした? と聞いてきたので「いやー、とりま一発かましてきたわ」とこれより中身の無いもの存在しないだろう返答をする。こんなことでケラケラ笑えるんだから男って安いもの。「自分お笑い好きで月に2,3回はライブ会場に脚運んじゃうんすよね~、だからー途中からオチの方向性とかわかっちゃうんすよねー」とお笑い通ぶってて漫才見ながらピクリとも笑わない人たちは案外不

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406⑥

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406⑤

          1週を走り終えた肌感覚と体力を照らし合わせ、ノルマを4週と定めた。3周だと「えー足んねーよ」と監督気取りのE原氏に文句を言われそうだし、5周以上したらもう走ること自体がお腹いっぱいになりそうだ。4週が頑張ると楽しいのゴールデンバランスというわけ。のこり3週もマイペースに走る。 途中、筆者のペースと同じくらいで走っている4,5人のトレインを見つける、ナイスー。しれっとあいのりさせてもらう。そういや昔あいのりって番組あったなー、OP曲ゆずの始まりの場所好きだったなー、はー胸キュ

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406⑤

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406④

          9時間チャリに乗り続けるというクレイジーな祭典、9極の耐9 in 筑波サーキット。いよいよ筆者の初陣だ。試走ではわからなかった空気感や集団の圧、ガチ勢のスピード等々、肌で体感したいことはたくさんある。 T橋からバトンを受取る。ネクストのM下やS水、もはや監督気取りのE原氏のエールを背中にいざ出陣。 ピットを出る。気持ち傾斜のついたホームストレートのラスト部分から本コースに合流、すぐに第一コーナーだ。 幸い近くに集団はいない。筆者は今まで富士ヒルや赤城山のヒルクライム系の大

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406④

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406③

          筑波サーキット9時間耐久レース、まもなく火蓋が切られる。トップバッターはエスワークスにまたがるT橋。 こやつはアメフトで鍛え上げた肉体が自慢(加えて脂肪という防具もしっかり装備)。ガシガシ回して弾丸みたいにストレートを突き進む。特に筑波サーキットはアップダウンがなく(過度な筋肉は重力がかかる坂道だと悪影響)、彼にとっては相性抜群のコースといえよう。 筆者は1番になるのを恐れていた。なぜなら100台以上のチャリンコが一斉にスタートするからだ、危険極まりない。実際にママチャリ

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406③

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406②

          前回、モンハンで言う死んだら戻ってくるベースキャンプの設営が完了した。 筆者はふとチャリなんか乗らずにビールをクーッとあおりたくなった。キャンプ道具とアルコールが無意識レベルでつながっているのだろう。確かにタープとテントを張ってビール飲まないなんていうのは自然の摂理に大きく反している行為と言えよう。 まだレース開始までいささか時間があった。未知なる土地に降りたってすることといえばもちろん探検だ。準備もそこそこに筑波サーキットを散策。 我々のピットは24番。みんなで24と聞

          9極の耐9 in 筑波サーキット 202406②