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r0ckfujifab0710
送る 炎に 願っています。
こんばんは。mac"oです。
ここ数日のお天気は不安定で、集中的に雨が降ってくれるので、*おはなさん*は水やりをしなくていいので、助かっているみたいです。
お盆は、今日まで。
今年はお墓参りは出来なかったけれど、ご先祖様とも、祖父とも、ゆっくり過ごせた、穏やかな4日間でした。
我が家でのお盆最後の御飯をお供えして、お腹いっぱいになってもらってから、送り出すことにしました。
温かい御飯の香りが漂うあいだに、*おはなさん*は、お仏壇に線香をあげて、ご挨拶しています。
ろうそくの灯りに揺れる*おはなさん*の背中が、ちょっと寂しそうにも見えました。
19時を過ぎて、薄暗くなってしまった玄関先に二人でしゃがんで、送り火を焚きました。
いつもはお店で売っている送り火用の枝木を燃やすのですが、今年はどこへ行っても見かけなかったので、仕方なく…ストックしておいた割り箸を山型に組んで、火を灯しました。
なかなか燃えずに離れられない例年とは違って、あっと言う間に炎は大きくなって、勢いよく燃えていきます。
また来年も、ここに、二人でいられますように…
ひとつの炎を*おはなさん*と一緒に見つめながら、そう思わずにはいられなくなって、祖父にこっそりお願いしたりしました。
ご先祖様の団体は、見送る私たちが、名残惜しむくらいのスピードで、帰って行ったのでした。
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