まあるい月に 捧げます。
こんばんは。mac"oです。
今日は、中秋の名月でしたね。
*おはなさん*は、たいていの行事はテレビで話題になってから気にし始めるのに、”お月見”だけは、いつも楽しみにしているんです。
「今年の十五夜は、いつなのかな?」
9月に入ると、カレンダーを見ながら、毎週のように尋ねてきては、お供えものの準備計画を語り始めます。
いよいよ昨日からは、お供えするために、畑に植えている里芋を収穫をしたり、着々と準備を始めていました。
「ススキを採ってきて欲しいのよねえ…」
我が家には生えていないススキだけは用意が出来なくて、*おはなさん*は困ったように、昨日から何度も言い続けていたのでした。
少しだけ陽射しがやわらいできた頃、御菓子屋さんにお団子を買いに行った帰りに、偶然見つけた穂がまだ出ていないススキを、道端から摘んできました。
ようやく揃った今年の秋の収穫と、甘いお団子を並べたら、お盆の上に花瓶から伸びて風に揺れる秋の花たちを添えました。
だんだんと薄暗くなった空には、*おはなさん*が待っていた”まんまるで大きなお月様”がでてきてくれました。
残念ながら、お隣の屋根に隠れちゃって、我が家からは見ることが出来なかったけれど、、、
「雲に半分は隠れてたー」
どうしても見たかった*おはなさん*は、いつの間にかに庭に出て、遠くの空に浮かんでいる月を見上げていたのでした。
いいなと思ったら応援しよう!
![mac"o / 百**めざ日記](https://assets.st-note.com/poc-image/manual/preset_user_image/production/i534204623b44.jpg?width=600&crop=1:1,smart)