いくつになっても、冬は食べたい。
こんばんは。mac"oです。
天皇陛下のお誕生日は、ふたりとも、お布団の中で、ほかほかと過ごしました。
今日はお昼ごはんだって、好きな時間に起きてきて、好きなものを食べるスタイルになりました。
わたしもウトウトしていて気がつくと、もう13時過ぎていて、台所に行ってみると、流しの中には、食べ終わったお鍋とお椀がありました。
どうやら、*おはなさん*は、白菜と春菊を入れて作ったお雑煮を食べたみたいです。
お餅を食べるのは見守っている時にして欲しいってお願いしているのですが、わたしの目が届かない時にかぎって、*おはなさん*はお餅を食べちゃっているんです。
しかも、焼いた方が粘りが少ないので食べやすそうだと思うのですが、煮込んで柔らかくなったお餅が好きみたいで、寒い日になると、ときどき自分で作っています。
先日は、遠くにいる家族から、小さな荷物が届きました。
待っていました!とばかりに、*おはなさん*が段ボールを開けると、その中身はお餅でした。
鏡開きのお餅を食べ終わってしまって、残念そうだった*おはなさん*の話を聞いて、送ってくれたのです。
*おはなさん*はとても嬉しそうでしたが、喉に引っかけないかと心配しながら見守っている わたしとしては、今年も無事に食べ終えたと、ホッとしたところだったので、ちょっと残念でした。
ここ数年は、*おはなさん*も食べる時に引っかけやすくなってきていることもあって、本当に心配なのです。
毎年、お年寄りがお餅を詰まらせたっていうニュースがあるけれど、どんなお料理で、どんな状況でそうなったかは発表されないので、まさに予備軍である我が家は、とても気になっています。
それでも、危ないねえって言いながら、*おはなさん*は一人で食べるチャンスがあると、何故だか、お餅を選びがちなのでした。
そこには、幼い頃から積み重ねてきた思い出があって、日本人としての歴史が、根付いているからなのでしょうね。
来年は食べられないかもしれないから、食べられる今を大切にして、思う存分、食べさせてあげたい、そう思う気持ちもあります。
だけど、祖父が食べたものを喉に詰まらせたという経験があって、その時のことを思い出すと、どうしても、わたしは不安になってしまうのです。
こんなふうに、美味しいお餅を前にして、*おはなさん*の食べる自由とリスクとのあいだで、毎年わたしは、悩まされてしまうのでした。
(もうそろそろ、どこかで開発されているのかもしれないけれど…)
お年寄り用の、本物そっくりのお餅があったら、家族も本人も、安心して食べられるのに、なんて思います。
食べるリスクを分かっていても…
99歳だって、やっぱり、冬は、、、お餅を食べたい!!のです。
今日で最後の2つを食べ終わったと思っていた*おはなさん*は、冷凍庫の奥に残っていた分をちゃっかり見つけて、また嬉しそうに報告してきたのでした。