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健康とは何かを説明してみたw

私は健康でいたいと思っているんだけれど、どの状態が健康なんだろうというのがよくわからないので考えてみた。ワタシ説的健康論。
呼吸することで4億個の肺胞が酸素をキャッチし、その粒につながった毛細血管から酸素を取り込み全身に送る。二酸化炭素を排出し、余った酸素も排出する。それを繰り返していて、それは自律神経がやってくれている。血液が身体中を巡回していてその長さは地球を2周半もするという。そんな長さが自分の中にあるのだから、ちょっとそこまで歩くの面倒だななんて思う自分が情けない。こうしてる間にも血液はたった50秒でその長さを動いているのだ。心臓→大動脈→動脈→毛細血管→静脈→大静脈→心臓という流れで、1分間に約70回、1日約10万回も心臓が自動的にしてくれている。その道のどこかが詰まってもだめなのだ。すごいことだ。食べたものは口から食道、胃、小腸から大腸、そして肛門まで一本の消化管を通る。たった1本の道なのだ。そこは体内ではない。口から肛門までは体の外なのだ。ドーナツの穴をドーナツの中と言わないように。食道から通り、胃で四時間もかけて溶かされ小腸に送り込まれた食べ物は絨毛という細かい毛様から必要な養分を吸収する。このとき初めてそこまで食べ物はやっと体内に入る。ここで必要なものを選びとっているこの細いじゅう毛凄すぎないか。私は間違って食べたり食べすぎたりしてると思うのに、絶対に体内に必要じゃないものを取り込まないのだ。これが腸は脳より賢いと言われる所以。そして必要ない残りのものは大腸に送られ、水分を吸収したら便となって排出される。そんな機能全てが脳からの神経伝達により24時間行われている。元々、細胞の中でも大きなものとされる卵子と、細胞としては小さいとされる精子が結合して37兆個まで分裂を繰り返して増えた状態が自分だ。もう何がなんだか、こんなど素人の私が簡単に説明できる世界ではなくて、体内で起きてることを把握することは不可能なくらい壮大なスケールで繊細な仕組みで自分の命は成り立っている。大体細胞の数が37兆個とわかったのは2013年で、その前は60兆個だと言っていたんだから、体がいかに未知の世界なのかと思う。

さて、体の全ての機能を把握することもできないが、イメージをする自由はある、知識を入れて今この瞬間に体は何をしているのか考えてあげるだけでもどうだろう。

私はあまりにも忙しい時、なんで自分ばっかり忙しいんだと思って辛くなる時がある。しかし、自分がなんで忙しいのかその仕事量を知ってくれた人がいるだけで心が晴れ晴れとすることがある。忙しいことも仕事量も変わらなくても知ってくれただけで報われることない?あるよね。

だから、知ろうとするその行為だけでも無言で仕事し続けている体は喜んでくれるのではないかなと思うのだ。

今、吸った。その空気内の酸素を肺胞がキャッチするまでちょっと待っててあげようかななんてサービスまで思いついてしまうw
急いで吐いたら大変だよね、肺胞。とか手助けの気持ちが表れるから不思議。忙しい人を思いやると手伝うという発想が出てくるんだよね。そしてそれがその人の効率になれば、もっと仕事というのは良くなるわけでさらに感謝もされて超いいじゃん。
手伝ってくれた人のことを忘れることなんてなくて、何かあった時にお返ししようって思うよね。それが感謝の気持ちが現実化する時だ。常に体を見てあげて手伝ってあげていたら、自分がそれをできない時に何かの大事の時に、踏ん張ってくれたり倒れないでいてくれたり、発揮してくれるのが体からのお返しだと思っている。

そして実際にそのお返しをもうたくさんたくさんもらった。体が奇跡を起こしてくれているのを自分の体で感じて私はいっぱい泣いた。嬉しくて。
体が自分を助けてくれることがあるんだと。その瞬間、私は

健康だ

と思うのだ。

だからいつも健康的!なんて思えるのはまやかしに過ぎないと思う。これだけの体内で起きてることが全部うまく行ってるかどうか自分でわかるの?
結構ミスも起きてると思うよ。

健康って
自分が一番大変な時に体が私を応援してくれた時が健康なんじゃない?
それを感じられるのってそうそうないし、それを感じた時の極上の喜びが
「生きてる」って感じられると思うから、その機会がたくさんある方が良いと私は思う。

奇跡はいっぱいあっていいんだから!!たった1度とかじゃなくて毎日あっていいんだから。

おしまい w


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鈴木めゆ
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