自分の潜在意識（無意識）がちゃんと自分の体を長年守っていたと発覚して震えたこと。

自分が意識できる部分ってたった５%しかないらしいです。その自分では自覚できない９５%の部分。しかしどう考えてもその意識の大部分、９５%が自分を作っているはずです。そんなことを実感する機会がありました。

ちょっと前の記事でも書いたのですが、
特別無条件同化暗示感受習性という考え方があり。この９５%の部分にいれる情報を普段は自分でちゃんと選別しているらしいのですが、寝落ちする１０分前だけそのフィルターが外れるので、全部が潜在意識の中に含まれるとのことです。

自分でも自覚できない潜在意識が自分を作っているわけですから、この寝落ちの１０分前だけ選別せず全部自分に入れてしまう時間に人生の不幸と幸せのヒントがあると思います。

寝落ちする瞬間に、悪いことばかり考えたり、見たり、聞いたりしているとそれが全部自分になってしまうのだから要注意です。

中村天風先生は、「とにかく寝る前の１０分は尊い人になれ」と言います。

さて、私は今日、足ツボの超ベテランの先生に足の診断を受けて来ました。

ちょっと自分の内臓で気になっているところを見てもらってアドバイスしていただこうと思っていたのですが。もちろんそこもピンポイントで反応があり、自分の中でなるほどとふに落ちるものがあり、見ていただいて本当によかったと思ってます。

しかし、自分でも思ってもみないところに反応が出ました。

先生も「これだけヨガやってて、整えてて、うーむうーむ」と考えこむほどの場所です。

そう、「膝」だったんです。

私もびっくり。

足ツボの診断で出てくるのは内臓とか内科的な部位だと思い込んでいたので、膝！？！？と思わずびっくりして声を出してしまいました。全然自覚症状ないし！！！

で、膝も見てもらったのですが。なるほどだから膝がこんなに硬くなっているのか〜なるほど〜と先生は納得している模様です。

「ここに爆弾抱えてるよ」と。

ヨガ歴15年。ヨガのおかげで私は日々なんともなくて、腰痛も肩こりも酷くなくて、とっても軽快に生きて来ました。

でも、なんか心の奥がすごくその言葉でホッとしたんです。思ってもみなかった爆弾なのに、わかってもらえて嬉しい時のような安堵感があったんです。

「私、そのこと知ってたかもしれない。」

と言いました。なぜそう言ったのかもよくわからないけどポロリと出た言葉でした。

ふと長年プロとしてやっていたダンスシーンが脳裏に出て来ました。

どうしても自分が踊っていた動画や写真での記憶が多かったのですが実際に踊ってる感覚のシーンがポロポロと不思議と浮かんできたんです。

バレエのいろんな種類のジャンプをやってる時の感覚が蘇りました。ジャンプの着地は片足が多く、技術力が高くないと膝への負担はすごいです。

私は技術が高くないのに何年も無理やりトｳシューズも履いている時代もありました。爪先を守るためにその時も膝が頑張っていたことが蘇りました。

お仕事ではピンヒールで撮影なんて無理な状況もあります。ヒールでアスファルトのスタジオでの映画や、CMの撮影のシーンも蘇りました。

そして膝を痛めて苦しむダンサーをたくさん見て心を一緒に痛めた記憶も蘇りました。

結局ダンサーだった時代は痛めてはないのですが、長年の無理や負担がそこに凝縮していることは今、理解できます。

痛めてないから自覚は全然なかったけど、潜在意識はそこへの負担を全部把握していたのだと思います。

というのは

１５年間やって来たヨガの自主練が膝を守るための筋トレを含むものばっかりだったということに、この瞬間に気がつきました。

だから膝の周りの筋肉がとっても発達していて、ちゃんと守られていたんです。その中にそっと爆弾が包まれていたんですね。

自分でも知らない出来事。積み重ねに。

命を自分でちゃんと守って自分を元気に充実させてくれているんだということに気がついて自分の奥深くに感謝と、敬意が溢れて止まりませんでした。

この15年の積み重ねがなかったら、何年も重い子どもを抱き抱える育児の無理や、子どもを守るために咄嗟に走ったりするようなこと、でガクッと痛めていたら、もう歩けなかったのかもしれないと思うと。

背筋がぞぞーーーーっとして冷や汗が出ました。

でもそうならないように、潜在の自分がちゃんとやっていた。

私は私をもっともっともっともっと信頼してあげなくちゃいけないって思いました。

「自分なんて」って絶対思ったらいけない。こんなにも自分は自分を守り、行動し、愛してくれているのだから^^

こんな命の不思議をこれからもたくさん分かち合って支え合っていきたいです。

足つぼの先生！！！心から感謝、ありがとうございました^^