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毎日私たちは小さな死を迎える

昨夜、蘇りの鳳凰のカードを引いた。

はじめましてのカードだ。

毎日を最後の日として過ごしなさいというメッセージなのだそう。


寝室は神聖な場所だ。

わたしたちは、毎日寝室で死と蘇りを経験する。

その日の晩も、わたしは寝室で死を迎えた。


夢を見た。

世界の災厄をもたらす人物の来襲。

私だけが逃された。

ずっと逃げている。所在がバレないか動悸を感じながら潜伏する。

時々こういった夢を見るけれど、しばしば、私の実家が舞台だ。


朝を迎え、今日いちにちのしあわせ、喜びを願った。

文字通りに、わたしは死と蘇りを経験したようだ。

ボディスキャン瞑想をして、地球との繋がり、宇宙との繋がりを確かめた。


今日が人生最後の日なら。


日常というものの美しさ。

それは景色であり、経験であり、味わう感情であり。それを楽しむだろう。

また、大切な人たちに感謝と愛を伝え、魂での再会を願うだろう。

結局わたしたちはいつでも繋がっていることを再確認する。

そうして、最後はこの地球の美しさを眺めて、肉体を終える。


日常のなかでの死。

まもなく終える仕事。

未来を確約すること。


そんなことを思った。


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