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5日目 街と共にある滝



はじめに

滝巡りも今回の滝巡り2つで終わりになります。

 前半の3日間は日本海側の山陰地方のあたりを中心に滝巡りをしたので自然豊かな滝巡りができました。

4日目は、広島の厳島神社と広島城、東京ドームを周り、平和の大切さを感じる事ができました。

そして、5日目は、前半3日目の滝とは違って、神戸や大阪にある街にある滝に行ってきました。

ただ、街にある滝って結構小さいってイメージなんだろうなーって思ってました。

街の中心地にあればあるほどね。

5日目はそれが覆される旅でした。

出発

4日目の夜は、広島駅から3時間ほど走らせた福島駅周辺で、ネットで知り合った友人と喋って夜を過ごしていました。

車中泊も、鳥取砂丘、出雲大社、広島駅周辺、福島駅周辺と。

4泊とも自然と街を組み合わせたバラエティーに富んだ車中泊ができました。

それもこの泊まる代金が全部で1コインというのですから安くて楽しい旅ができましたね。
(鳥取砂丘0円、出雲大社0円、広島駅周辺200円、福島駅周辺300円)

そこからまた6時間ほど、東に走って神戸に向かいます。

今までは、田舎や観光地になってる街を巡っていたのですが、神戸や大阪ってなると大都市ですからね。

どんな滝が見れるのかな?と楽しみになっていました。

ちなみに、筆者のなもたびは、関東の滝百選を回って東京の滝も見に行きましたが、関東は完全に街から外れた様な滝の名所が多かったです。

岡山県は、起きたのが朝4時というのもあり、2時間くらいでいつの間にか通り過ぎていました(岡山周辺→広島周辺の交通の便は凄くよかった)

 適当にナビに目的地の滝を入れていて、前情報を余り仕入れず向かっていたので、よく分かっていなかったんですよね。

そしたら、4時間くらいしたら、どんどん街中に入っているなと。こんな街中にある滝なかなか珍しいなと思って朝8時の通勤ラッシュの中、渋滞に巻き込まれながら進むと。

凄い斜面の街中にいました。

明らかに山の斜面の中に街が形成されている。人もいっぱいいるんですよね。

通学路にも小学生がいっぱいで斜面に作られた街で、道幅も狭く、横を通るのも大変でした。

なもたびは、山の中の悪路や狭い道よりも街中の交通ルールがいっぱいの狭い渋滞した道を行くのが苦手なんですね。

自分の車を擦るだけならまだしも、人に接触するのが1番怖いですからね。

まさか滝巡りでこんな街中を車で走る事になろうとは思いませんでしたね。

そして、滝に向かう事に何故かドンドンと街中に入っていき渋滞と交通ルールが沢山ある場所に潜り混んでいく。

後、目的地まで3分というのに街中のど真ん中。

 なんかおかしいなと思っていると。

そしたら、、、


なんと!新神戸駅の眼の前に到着しました。

 後から分かりましたが、この滝は、新神戸駅の真裏にある山の滝だったのです。

ただ目的地には、車では行けないので、その辺りのコインパーキングに停めて、滝に向かう事になりました。

布引の滝

 コインパーキングは、どこも満車になっていて、唯一山の裏にあるコインパーキングに停めて向かう事になりました。

後から分かったことですが、この滝は新神戸駅から歩いていける山なんですよね。

逆に車でいくほうが大変という滝に来てしまいました。

なので、関西にいる方で、車持ってないけど気軽に滝巡りしたい!って思ってる方にオススメですね。

それも結構な遊歩道になっていてハイキングも楽しめる滝になっていました。

写真を見て分かる通り、結構石碑に歌が描いてあって大昔から親しまれてきた滝なんだなと思いましたね。

なんと、この布引の滝は日本3大神滝に選べれているらしく。

他の2つは、1つは栃木の日光にあって湖から勢いよく流れる華厳の滝、もう一つは和歌山の那智の滝という西国33箇所のお寺巡りの1番にあたる滝になります。

なもたびは、2つとも見たことあるのですが、100Mを超えて水量がもの凄い直瀑の滝でしたね。

 ただ、情報によるとそこまで大きな滝ではないのは分かっていますが、本当にこの2つの滝と同じくらい大昔から人々に大切にされてきた滝なんだなとおもいましたね。

そんな事を思いながら、滝巡りをしているととうとう最後の滝に着きました。

やっぱり滝巡りは色んな小さな巡って大きな滝を最後に見るというストーリーがいいですよね。

滝壺から流れる滝。
2つ並んでるので夫婦滝と呼ばれている。
この様に橋の上から滝を見れます。
平日の昼間でも外国人の学生さんが沢山いました
石碑があるのが歴史を感じさせますね

滝を見終わったら、少し山を登りこの山の展望台にいきました。

曇りではありましたが
海まで見渡せる最高の景色でした。
最後に、布引の滝を見下ろしながら、
茶屋でおでんを頂きました。
こういう場所で食べるおでんは格別ですね 

箕面大滝

先ほどの神戸の常布の滝から車で1時間ほど走らせると、今回の最後の滝に到着します。

その滝は、箕面大滝です。

箕面は、みのおと読みます。

箕面はこんな農具の事です。

 滝がこの農具の形に似ているからという感じで、箕面大滝という滝になりました。

そしてなんと、箕面が、この辺りの地名になっているくらいこの滝は人々に親しまれているんですね。

 

この滝も、駅から歩いていける様で、駅からは滝まで登りになります。

しかし、車だと山頂近くに駐車場があり、そこから降りて見に行く事ができます。

筆者は駐車場から滝を見に行きましたが、駐車場も限られていますし、駐車料金も高いので、出来たら駅から見に行くのが良さそうです。

 駐車場から、凄く整った遊歩道を十分ほど歩いて到着しました。

下の方が箕に似てますね。

 これから紅葉が始まるので行ってみると良さそうです。

まとめ

箕面の滝は完全に観光名所って感じなので、大阪の方は気軽に滝を観に行ったり、滝初心者にはいいかな?って思います。

ちょっとハイキングしたい人は先ほどの新神戸駅にある常布の滝がいいですね。

町くらいなら滝と共にあったりしますが、今回は街規模での滝なので、その意味では、本当に滝というのの素晴らしさが社会的に素晴らしいものだというのが、体感で感じられた旅でした。




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