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自己決定を大切にする


僕たちが自己決定できる権利を行使できるようになったのはそんなに昔のことではない.以前は時の権力者統治の元、行動や言論は制約され、生活の中で自己決定が出来る領域もとても少なかった.それが今、個人の生活におけるほとんどの事柄において自己決定が出来る自由が得られている.


しかし、僕たちはその自己決定の権利を行使する喜びと自由に気づかず、見えない柵を周りとの間につくり出し、未だに窮屈さを感じながら生きてしまっている.


その理由は戦後からほとんど変わらない教育の在り方による、一辺倒な優劣の価値基準の刷り込み、人と違うことをすることは無責任であるとする考えの植え付けにある.それらが少ないパイを取り合う比較競争の焦りと同調圧力を感じさせる空気感をつくり出している.その空気は自己決定を励ますより、自己責任を問われることの恐れを人に抱かせる.


教育のみならず、メディアや政治も一部の企業と結託し、その空気づくりを増長させている.複雑多岐なシステムにより一部の既得権益を作り出し、他の人には難しいことを考えるより長いものに巻かれる方が楽だと思わせるのです.


そうして人はニュースで言ってた、周りもやってるという理由で、同じようなものを求め、同じように振る舞うことに安心を覚えるのようになっていったのです.


もちろんそれで自らの人生に対して納得と満足を得ているのなら何も変える必要はないだろう.

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ここでは店主の晴 航平が日々考えていること、オススメの書籍、見聞きしたことでこれからの未来と皆さんのハピネスに繋がる情報、そしてYoutu…

ゆくゆく子供たちが自分の幸せや才能を自由に生かせる教育プラットフォームを創ろうと考えています.それはこれまでの教育制度とは全く違うものです.信用と責任と喜びによって維持される体験と表現に目的を置いた教育です.そこに向かうために使わせて頂きます.