フィンランドの大自然の宝庫、ヌークシオ国立公園を歩く。
フィンランドといったら、皆さん何を思い浮かべますか?
ムーミン、サウナ、オーロラ...などなどあると思いますが、やはり1番は大自然じゃないでしょうか。
私のユーザーネームもフィンランド語で”森”と言う意味なのですが、フィンランドには広大な森が広がっています。
そんなフィンランドの大自然を手軽に味わえるのが、ヘルシンキ近郊から車で30分という立地の良さを誇るヌークシオ国立公園なのです。
ハイキングコースを選ぶ
金曜日の学校が終わった16時。ヌークシオ国立公園の駐車場に到着。
荷物をせおって冒険を始めます。
ほとんどの国立公園に言えることですが、ものすごく広いのが特徴。
私たちが選んだ駐車場からアクセスできるハイキングコースは、3つ。
3kmコース、7kmコース、12kmコース。
12kmは流石に大変なので7kmコースを選択。
森に足を踏み入れる
早速、ハイキングコースに足を踏み入れます。
鬱蒼と木が生い茂っています。
石と苔と木が一体となっていてとても美しい。
THE・フィンランドという感じがします。
フィンランド名物・湖
少し歩くと、湖が出現します。
なんたってこのフィンランド、湖の国なのですから。
フィンランドは国土の65%が森、10%が湖沼と河川から成るので、森と湖の国とも呼ばれているんです。
時折上を見上げながら、ひたすら、木々の間を縫って進みます。
ちゃんと道が整備されているので、特別な靴は全く必要ありません。
不気味なところもあったり...
でもこの雰囲気とても好みです。
湖なので、風が吹いていなければ波は全くありません。
湖が天然の鏡となって、空と森を映し出します。
とても綺麗。
道が整備されているのに加えて、ハイキングコースごとに色が決めてあり、そのマークに沿って歩けば迷わないようになっています。ちなみに私たちが選んだのは、青色。
かなりの頻度で置いてあるので、道を逸れなければ迷子にはなりません。
倒れている木もたくさん。
でも、倒木も森という存在の一部となっています。
木の一生を知ることができますね。
この森、木だけではありません!
例えばきのこもたくさんみることができますよ!
きのこも?
また、ところどころ湧き水も。
基本的にはとても綺麗らしいですが、飲むのはやめておきましょう。
ついにハイキングコースの最高峰に。
鏡面となった湖が綺麗です。
ちなみにオレンジの人はホストブラザー。
崖もあるので、足元には注意しないといけません。
鳥の巣も発見。
残念ながら鳥はいませんでした。
コースも終わりが近づいてきました。
意外と短く感じますよ!
火を起こしてみる
公園内には、薪小屋があります。(無料)
薪を取って...
湖の近くの火場を陣取ります。
これからご飯を食べます!
景色は最高。
日も少し落ちてきました。
薪で火を起こします。
フィンランドには兵役があり、全男子は軍に1年行かなければなりません。
ホストブラザーも例外ではなく、軍隊の経験が。
それもあってかフィンランドのほとんどの男性は火おこしができるそうです。
フィンランド式火おこしを学びました。(普通のものとあんまり変わらないけど)
焚き付けに火をつけて...
燃えた〜!!
薪を継ぎ足して、火を大きくしていきます。
あったかいココアをご馳走してもらいます。
すごい幸せ。
疲れた体に沁みますね。
動物を発見。
すると下の方からカサカサと物音が...
なんだ?
なんだなんだ?(動物苦手な方は閲覧注意)
ネズミじゃん!
どうやら近くに巣があるようです。
荷物を色々探索しようとするので、巣穴を捜索します。
見つけました〜
時間稼ぎのために落ち葉で塞ぎました。(すぐに出てきたけど)
ソーセージを焼く
そんなこんなで、ソーセージを焼いていきます。
網はもともと設置してあるので、持ってくる必要はなし。
焼き上がる前から美味しそうです。
完成!!
絶品です。
ソーセージのもともとの美味しさもさることながら、大自然の中で食べるとより美味しく感じられるものです。
ソーセージ中のソーセージというか、最もベーシックなソーセージ。
たまりませんね。
デザートを食べよう
ソーセージを楽しんだのち、今度はマシュマロを焼いていきます。
外がパリッと、中がもっちりしていてこれも美味しい。
幸せです。
お腹が溜まったところで、そろそろ撤収です。
あたりも真っ暗。
帰宅
空を見上げると...
満点の星空が。
フィンランドの森を満喫した半日でした!!
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