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hfbootcamp day7-8

instinct

HFBOOTCAMP後半のDAY7-8
このキャンプの下敷きには十牛図がレイヤーされています。

第7日目は七図である”忘牛存人”

図をみると、旅からもどった人が、荷物をといて、くつろいでいます。
あれほど苦労してつかまえ、かいならした牛は、どこにも見えません。
牛のことなど忘れてしまったかのようです。
この図は、人と牛とが一体となった段階をあらわしています。
牛は、追いかける目標でもあり、本来の自分の姿でもあります。
そして、牛は存在しないのではなく、かくれていただけです。
雲が晴れて月があらわれるように、はじめから自分の中に牛はいたのだと「十牛図」は教えます。
このことに気づくことを、仏教では「さとり」といいます。
でも、牛を探そうと思わなければ、自分のことすら分からないままです。

第8日目は八図である”人牛倶忘”

今回の「十牛図」には、何も描かれていません。
第1図からずっと描かれてきた、旅人の姿も見えません。
まさに「空(くう)」です。自分の都合も、立場も、知識も、経験も、すべて空っぽになった状態です。
旅人は、自分のやるべきことは何か、幸せとは何かを探していました。
「さとり」とは、その答えが自分のなかにすでにあったと気づくことです。
しかし「十牛図」は、その「さとり」でさえ忘れなさいと説いています。
ひとたび目標や幸せに気づくことができたなら、もはやあれこれ考える必要はないからです。

この2日で新規事業開発をある程度のところまで持っていかないといけません。
でなければブラッシュアップまでいけないから。
そんな実践を通じながら出会う”自分自身”。さてどうなることやら。

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