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2024年度親交会サッカー大会本社ブロック予選第2節vs改良建設部~MADサポーターによるマッチレビュー~

6/30(日)10:30K.O.
本社ブロック予選第2節vs改良建設部
⚪︎4-0(1-0,3-0)
得点:北川、浅野2、高澤

1位のみが中央大会に進出するブロック予選1位候補の両チームが対戦した第1節が引き分けとなったことで、本社ブロックは得失点差勝負に。

MADの第2節の対戦相手は、昨年の予選最終節で中央大会進出を争った改良建設部。工務部と得失点差勝負となり大量得点が必要であるものの、昨年はダイナモ諏訪の劇的ゴールで辛うじて1-0で勝利した相手には、攻守両方においてハイパフォーマンスが求められる。

一方、朝7時の@AllメンションつきのLINEは、メンタル境の体調不良のため欠席の連絡。竹山監督の「今日ボランチで出るかもよ」にARATAは「ですね、いつでも大丈夫です、僕メンタル強いんで」と早くもスタメン争いの序列が変わりつつある状況に。

この日は鴫ちゃん花ちゃんコンビに加えてサングラス田中、Tin、クーラーボックス伊藤ちゃんが応援にかけつけた。ウイダーインゼリープロテインは、試合後のリカバリーを目的とし、この試合に勝つこと前提としたものとのことで、同部署のゲームキャプテン野田にプレッシャーをかけにいく。

スタメン↓4-4-2
ダイナモ諏訪 ホリリッシュ雄
エース浅野 キンボール北川 キャプテン野田 高澤理事
ARATA 竹山監督 キムタク 海人池原
SEVENTEEN佐々木
サブ↓
須藤元気、HIRO、副社長、チャラ川、鉄人岩淵、

メンタル境の欠場により、ARATAがスタメンに躍り出たMADの立ち上がりは、前節同様セーフティーに相手のコートに押し込む作戦に。前半3分、相手ゴールキックをキンボール北川がヘディングで跳ね返し、中盤でこぼれた相手ボールを奪ったエース浅野がこの試合の最初のシュート。力のこもったミドルはミートするものの、ミートしすぎてボールの空気が抜けてしまってGKがなんなくキャッチ。

この日のCBはキムタクと竹山監督で、前回大会の改良建設部戦以来のジャニーズコンビとなったが、前半早々攻撃の芽を摘みまくったのはARATA。相手のハンパなくない「大迫」と呼ばれるFWのへの展開にはしっかり体を寄せて跳ね返し、このボールを色んな意味で吹っ切れたゲームキャプテン野田と、キンボール北川が拾っていき良いテンポで試合を進めていく。

一方、改良建設部は、前節の工務部とは違い、足元でつないでくるスタイル。愛媛FCユース出身の「田村」がボールを持つと、前線が動きだし、空いたサイドに展開する王道の戦術でチャンスをうかがう。

前半11分、相手のくさびのボールには、この日異常に出足が早くキレキレのキムタクが跳ね返すも、キムタクが引き出された裏へのスペースへスルーパスが出される。これには、右SB海人池原とCB竹山監督がアイコンタクトで息ぴったりの見事なオフサイドトラップ。前半の序盤に相手FWに精神的なダメージを与えることに成功する。

前半15分、この日最初のコーナーキックは右からでキッカーは高澤理事(港区サッカー協会、住まいは足立区)、職人級に安定したファーサイドへのボールに合わせたのはダイナモ諏訪。相手DF2人のマークをものともしない高い打点のヘディングシュートは惜しくもクロスバーに阻まれる。

給水タイム後、右サイド低い位置からの海人池原のスローインを高澤理事が受けて戻し、海人がライン際の裏へ展開。このボールに反応したホリリッシュ雄が寄せてコーナーキックを獲得。キッカー高澤は今度は中央にボールを供給すると、密集のなかエース浅野がワールドクラスのバイシクルボレー。キンボール北川に「お前すげぇな」と言わしめたこの日のエース浅野のフィーリングが後半のプレーに良い影響をもたらしたのは言うまでもない。

直後の相手ゴールキックを胸でコントロールした高澤理事がそのまま右サイドを駆け上がると強烈なミドルシュート。このシュートをカットしたのはまさかのホリリッシュ雄。ホリリッシュ雄はこの時点で疲労で顔面真っ青だったが、剣道経験者ということもあり、同じ武道出身のARATAにメンタルは負けまいと、交代を申告しないメンタルぶり。

前半20分、この試合最初の大ピンチは、相手右サイドのロングスローから。六本木で遊んでるのか本名なのか不明な「六本木」と呼ばれるボランチからのスローは竹山監督の頭上を越えて、キムタクが競り、さらにこぼれ球をキンボール北川が競るものの、こぼれ球は愛媛FCユース出身の「田村」へ。絶好の位置から強烈なシュートを浴びるも、危険を察知し中に絞ってきた海人池原が体を投げ出してブロック、コーナーキックに逃れると、「シーサー!」と雄たけびを挙げる。

前半24分、待望の先制点。相手のクリアボールを低い位置で処理したキムタクから、右サイドの高澤理事へ。落ちてきたFWをおとりに2列目から抜け出したのはキンボール北川。難しいボールを強靭な体幹でおさめると、相手DF2人を背負いながらまるで戦車のようなドリブルで強引に突破。そのまま崩れながらのシュートは右ポスト→左サイドネットと、キンボールらしい気持ちのこもったゴールに。得点直後には、「大事なのは結果だから」と、派手なプレーを好むエース浅野に発破をかける。

前半27分、相手の低い位置からのフリーキックを竹山監督が中途半端に跳ね返すと、こぼれたボールはまたもや愛媛FCユースの「田村」の元に。スピードアップした相手にスピードで追いついた竹山監督のショルダータックルはフィジカル勝ち。相手が綺麗に倒れてあわやPKという見え方だったが、ノーファールの判定。

疲れが見え始め中盤のルーズボールを拾われる展開が続くと、前半29分、相手のスルーパスをブロックしたキンボールのこぼれ球を竹山監督がクリアに行くと、これが相手に当たって跳ね返り、絶妙なスルーパスに。キーパーとDFラインの間のボールに、キムタク、SEVENTEEN佐々木、相手FW「大迫」が反応すると三者でクラッシュ。キムタクはこのプレーで一旦ピッチを離れるも、このまま前半は1-0で終了。

ハーフタイムでは、キックオフ時刻を間違えたフェラーリ正道から「ウチの水島を前で使ってくれ」と要望があったものの、ゲームキャプテン野田の判断は後半も変わらず↓4-4-2
ダイナモ諏訪 ホリリッシュ雄
エース浅野 キンボール北川 キャプテン野田 高澤理事
ARATA 竹山監督 キムタク 海人池原
SEVENTEEN佐々木
サブ↓
須藤元気、HIRO、副社長、チャラ川、鉄人岩淵、

後半立ち上がりはハーフタイムで復活したホリリッシュ雄が前線からプレスをかける。(本人曰く、このプレスが後の得点につながったとのこと)

後半3分、相手のパスを海人池原がヘディングでカットしたボールを高澤理事が収めると、素早くターン。前を向いたタイミングでダイナモが落ちてくると、これをおとりに裏へ抜け出したのはまたしてもキンボール北川。ペナルティエリアに侵入して相手DFをかわして狙いすましたニアハイのシュートは惜しくもサイドネット。

さらに後半5分、相手を押し込んで得た左サイドの深い位置からのスローインをダイナモが収めて、外を回ったゲームキャプテン野田が受けると、そのままゴールライン際をダブルタッチでDF2人をかわしてえぐる。しかし中央へのパスはGKがセーブ。直後のゴールキックは、次週の地元沖縄への帰省へのワクワク感からか、出足の早い海人池原がダイレクトで右サイドの高澤理事へボールを送ると、狙いすましたアーリークロスにはダイナモ諏訪がダイビングヘッド。枠は捉えられなかったものの、ダイナモの気迫にメンバーの出足もさらに一歩早くなる。

前半8分、さすがに顔が青ざめてきたホリリッシュ雄に変えて須藤元気を投入し、フェラーリ正道の要望通り、満を持してARATAがトップ下に。ダイナモのポストプレーに加えて、ARATAを起点にサイドの高澤理事、エース浅野を積極的に使っていく作戦に。この采配が大当たりする。

↓4-4-1-1
ダイナモ諏訪 
ARATA
エース浅野 キンボール北川 キャプテン野田 高澤理事
須藤元気 竹山監督 キムタク 海人池原
SEVENTEEN佐々木

サブ↓
HIRO、副社長、チャラ川、鉄人岩淵、

交代直後の相手右サイドの深い位置からの「六本木」のロングスローを竹山監督がヘディングでクリア、さらにARATAが前線へクリアしたボールをエース浅野が収めてロングカウンター。ドリブルで前進し、相手が寄せてきたところのスルーパスに反応したのは、ARATAだったが、キーパーまで流れてしまう。

さらに直後の相手GKのパントキックにキンボールが競り勝ち跳ね返すと、またしてもARATA。後ろ向きで受けると、するどい切り返しで相手DFを2人かわして前線のダイナモ諏訪へ。このボールをダイレクトで右サイドの高澤理事に渡すと、ドリブル突破はペナルティエリア内に侵入したところで、相手DFに倒されPKを獲得。

確実に2点目が欲しいMADはPKキッカー職人のキムタクがボールに向かうが、ボールを離さなかったのはキャプテン野田。なんだか外しそうな予感がしたシュートは、相手GKの逆をつくものの、まさかの枠外。

キャプテン野田のPK失敗から流れが悪くなったMADは、後半15分、相手左サイドのスローインを竹山監督がクリアすると、相手DFの跳ね返しがATARAの元にこぼれるがボールロスト。このボールをアバウトに前線に送られるが、須藤元気がクリア。さらにこぼれ球をアバウトに中央の愛媛FCユースの「田村」に送られるが、キムタクが体を寄せて、流れたボールは竹山監督がカバーし、クリア。このボールを高澤理事が収めて遅れてきた相手がファール。相手の時間帯の嫌な攻撃を何とか防ぎきる。

すると直後の後半17分、待望の追加点。相手GKのパントキックを左SBの須藤元気が跳ね返すと、こぼれ球をダイナモ諏訪が収め、相手DFのファールを食らうも流れたボール集中を切らさないARATAが拾ってキンボール北川へ。ダイレクトで裏に出したボールに反応したのはエース浅野。相手GKとDFラインの間のボールに、うまく相手DFと入れ替わりつま先でゴールに流し込む。

給水タイムでは、さらに点を取りに行くことを共通認識する。相手のロングキックは右SBの池原が落ち着いてトラップし、右サイドの高澤理事へ。最近ハマっている左足アウトサイドでスルーパスを送ると、抜け出したARATAがペナルティエリアに侵入。中央への折り返しをエース浅野がDF3人に囲まれながらキープし、上がってきたキャプテン野田がシュートにいくがタイミングが合わずミートしない。

直後の相手の攻撃は、右SB海人池原がインターセプト、前線のARATAに送るとDFを背負いながらキープ、後ろでサポートしていた高澤へ。寄せてきたDFを華麗なリフティングでかわすと、ハマっている左足アウトサイドのスルーパスに抜け出したのはまたしてもエース浅野。浮き球をこれまたアウトサイドで柔らかくトラップすると、ミドルレンジから右足を振り抜き、ミートされたブレ球シュートは、相手GKの手を弾きゴールに吸い込まれる。アウトサイダーたちの活躍で3-0。

勢いに乗るMADは、中盤でダイナモが相手のボールを奪うと、ARATA→キンボールとつないでダイレクトで相手DFの裏へ。このボールにエース浅野が抜け出すも、左足のシュートは枠を外れる。

後半22分、中盤で相手のハンドで得たフリーキック、キムタクが蹴ったボールは左にそれて流れるが、この相手のスローインをエース浅野がカット。浅野からの相手GKとDFの間への素早いボールには高澤理事が触れるも、枠をとらえることができない。

後半24分、相手のクリアを拾った左SBの須藤元気が相手を背負いながら前を向くと、ファントムドリブルで味方をも蹴散らしながら突破。このボールを須藤元気から奪ったエース浅野が、ペナルティエリア手前のARATAとのワンツーで抜け出してのフリーのシュートは相手GKのファインセーブに阻まれる。

さらに畳みかけるMADは、後半26分。相手のロングボールを中盤でキャプテン野田がカットすると、右サイドの高澤理事へ。「高澤さんもっかいちょうだい!」と受けにいくが、自分が獲得したPKを外したやつには渡さまいと、高澤理事の自らのシュートは枠外。

後半28分、久々の相手の攻撃はやはり愛媛FCユースの「田村」から。中盤でボールを奪われると、スピードに乗ったドリブルは竹山監督が抜かれ、キムタクも抜かれるが、海人池原がカバーしてクリア。これを須藤元気が拾って、左サイドに張ったダイナモが収めてキンボールへ。ダイレクトで前線に送られたボールには高澤理事が反応して一旦キープ。そこから素早く反転して相手DFを振り切ると、そのままペナルティエリアに侵入し、GKとの1対1は冷静にゴール左隅に流し込む。ロングカウンター大成功で4-0。

その後、攻撃を緩めないMADであったが、さすがに疲れが見え始めたところで試合終了。

前回大会で苦しめられた相手に序盤は苦戦したものの、終わってみれば4-0と大勝。強豪相手に貴重な4点差。一方、直後に行われた第2試合は工務部がコマースに7-0と勝利。得失点差争いは全く気が抜けない状況。

次の第3節は前田大然(風)擁する電気部です。今節の改良建設部と同様、前回大会は終了間際の得点で辛うじて勝っている相手です。今節の4点差を無駄にしないよう、必ず勝つこと、そしてたくさん点を取ること、コンディション調整含めしっかり準備して最高の結果にしましょう!

【次戦】
本社ブロック予選第3節vs電気部
7/7(日)11:45K.O.東陽町深川総合運動場

得点ランキング(本社ブロック予選第2節終了時点)
3 エース浅野
1 竹山監督
1 キンボール北川
1 高澤理事

アシストランキング(本社ブロック予選第2節終了時点)
3 高澤理事
2 キンボール北川

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