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メンバーシップ ハーフイヤーアニバーサリー

はやいもので、メンバーシップを開設してから半年が過ぎました。
医薬品の流通情報を課金システムに変更してしまったにもかかわらず、ご参加くださっているみなさまには感謝しかありません。

さて、現時点で私のメンバーシップがどのくらいお役に立てている可能性があるのか、ちょっと自己分析してみましたのでどうぞ。


11月28日にヘパリン類似物質油性クリーム「日医工」に出荷調整がかかる報が流れました。
現場に立っていると実感するのですが、長期収載品の選定療養の影響は絶大で、その負荷による調整開始であろうことが容易に想像できます。

ヒルドイドソフト軟膏の後発品の中では、この「日医工」のシェアがかなり大きいとかなんとか。

そこで、この「日医工」の出荷調整に関する情報更新と発注のタイミング、納品の可否などをみていきたいと思います。


その前に、流通情報を語る上で欠かすことのできない、現時点でもっとも影響力が大きいであろうアカウントおよびサイトは DSJP さんになるかと思います。
(私の情報を追っている時点で、DSJP さんの存在を知らない方はいらっしゃらないとは思いますが)

私が「このメーカーはスルーしちゃってもいっか」などとやや雑な部分があるのに対して、細部の情報までもきっちりと網羅し丁寧なお仕事をされています。
特にすごいのが、そのデータベース。
目的の品目の流通状況が今どんな感じなのか、クリックひとつでわかってしまう神仕様。
これを無料で公開しているっていうんだから凄まじい。

私がアドバンテージをとれる唯一のポイントが 情報提供のスピード だと思っております。
逆にここを失ってしまった時点で、この分野からは引退かな…と常々考えている次第です。


閑話休題。

11月28日と29日の「日医工」の発注結果について見ていきましょう。

ちなみに私の薬局の採用も見事に「日医工」
情報を入手したときは、やっぱりな…という気持ちもどこかにありつつ、それでもちょっと焦りました。

さて、私がメンバーシップで情報を流したのが 28日 17:40 ごろ。
このタイミングでは一部をのぞき、すんなりと発注が通りました。
納期が遅れることもなく、次の配送ですんなりですね。

その後、DSJP さんから情報発信されたのが 28日 20:50 ごろ
Xのリポストやいいね、閲覧数などから勘案するに、関係者には一気に拡散されたと思われます。
そして、翌日朝一の発注はすべてはじかれてしまいました。

ヘパリン類似物質油性クリーム「日医工」の発注時間と納品可否

私が情報を流した段階ですでに発注が通らないケースもこれまでに多々ありますので、今回の件はあくまで一例にすぎません。

これだけを見て “私のメンバーシップが有用である!” などと断定はできませんし、するつもりもありません。
ただ、情報は早いに越したことはないですし、参加してくださっているみなさまには上手く利用してほしいなぁと思っています。


ちなみに、同じタイミングで採用(実績)のない「ニプロ」と「ケンエー」もしれっと発注をかけてみました。
※ 25×10を1箱ずつ

結果、両方とも29日朝の時点でも発注は普通に通りました。
(週明けには出荷調整の情報が出そうな気がしますけど…)

出荷調整の情報が出たときに、即他社で実績を作っておく動き。
そういった思い切りの良さは今後も必要になってくるかもしれません。
大量に発注かけて、使わなかったから大量に返品…みたいなのは極力避けて欲しいけどね。


さて、今年もあと一ヶ月。
医薬品の流通不安が解消される気配はまったくありませんが、引き続きがんばっていきましょう。

おしまい。


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