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幼少期にスイミングを1日で辞めたワイ、5歳娘に「スイミング行きたくない」と泣かれ大テンパりするの巻 その1
5歳の娘あかりは、ピアノを習い始めてもうすぐ1年。保育園の保育時間内に、YAMAHAの先生が別室で個人レッスンをしてくれるという、共働きワーママにとって最高のシステム。
年少さんから希望制なのだけれど、ちょうど年少さんになる少し前に、ピアノのおもちゃを買っていたことから興味を持ち始めていたので、ナイスタイミング!
あかりは「やりたいやりたい絶対やりたい!」とやる気満々で始めた。
ものすごく熱心に練習しているわけではないけど、課題曲をクリアできる程度には練習に励んでいる。相変わらずとても楽しそうである。
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そんなあかりがある日、保育園からの帰りの車の中で突然「あかり、スイミングに行きたい」と言い出した。
……ファッ?スイミング?何故?
お絵かきや工作や音楽が好きなあかりが?
スイミング?ダンスとかじゃなくて?
聞くと、お友達で何人かスイミングを習っている子がいるらしい。たまにおばあちゃんが早くお迎えに来て、スイミングへと行くんだと。
「あそぶ時間もあるんだって!」
ははーん。こやつ、遊びたいんだな?
ま、動機は不純でも、スイミングは習い事としてとても良さそうだし、自分からやりたいというのはとても素晴らしい!
でもまだ5歳が言うことだから、何となくノリで言ってるかもしれないしなあ。
「スイミング行くなら、土曜日しか行けんよ?土曜日は、保育園のお友達おらんよ?それでもいい?やる?」
『うん、やりたい!』
……えー。マジでか。
なんで?すっげえ〜……。
私やったら知らん人と集団で習い事とか絶対無理だけど……(私はいわゆるHSP)。
「じゃあ、パパがお仕事から帰ってきたら、自分でパパにスイミングやりたいって言ってごらん」
『うん、わかった!!』
ま、どーせ今何となく言うとるだけやろ……
と思っていたら、あかりはちゃんとお仕事から帰ってきたパパに言った。
『パパ、あかりスイミング行きたいんだけろ、
いーい?』
「え!?スイミング?もちろんいいよ!」
断る理由もないのでパパはもちろん即OK。
(あと、“けど”を“けろ”って言うのかわいいから一生言っててくださいお願いします)
そうと決まれば、気持ちが変わらないうちに……!と慌てて一ヶ月の無料体験に申し込む。
なんとスイミングスクールは、我が家から徒歩7分。せっかく近くにあるから、行きたいって言ってくれんかな〜とはぼんやり思っていたので、私はなんかラッキー!という気持ちだった。
無料体験の日が決まったことを伝えると、あかりは「ゴーグルが欲しい」と言った。
ゴーグルなんて泳ぎもせんのにまだいらんだろうとは思ったけれど、それでやる気になるなら、と買いに行った。
巻タオルは季節柄置いてなかったので、家にあったバスタオルで手作りした。
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沐浴用に義母から譲り受けたバスタオルで。
スナップボタンはあかりの好きなラベンダー色を100均で買った。
あかりは細かなところに気が付く優しい子なので(というか、君もHSCくさいとこあるぞ)、「あかりが大好きだから、紫色にしてくれたと?ママありがとう」と言ってくれた。
無料体験初日。
あかりはとても楽しみにしていた。
私はと言うと、
めちゃくちゃ緊張していた。動悸がしていた。
実はわたくし、小学二年生の頃、
スイミングをまさかの1日で辞めている。