クレカ問題、停止理由がアダルト表現というのは本当か?
決済停止理由はアダルト表現だから?
山田太郎議員界隈がまたなにやら、クレジット会社に決済を止められた、流通の阻害は表現の自由の侵害だなんだと騒いでいます。
なんでも、アダルトコンテンツが標的になっているそうです。本当でしょうか?
実際のところ多くのアダルトサイトなどは今でも普通にクレカは使えています。
クレカが使用不能になっているのは、同人ショップが中心のようです。
となると、もしかするとアダルト表現が問題にされているのではなく、同人という形態そのものが問題視されている、ということはないでしょうか?
実際、アダルト表現云々以前に、基本的に正規の著作物を題材にした二次創作物は紛れもなく違法物です。親告罪であるため、権利者が訴えない限りは問題視されるということがない(=黙認されている)だけです(クレカ側も、合法、非合法の法的判断は行っていると明確に述べてますね。彼らにも訴訟リスクが及びますから)。
クレカ会社はガイドラインは作りますが個別の案件に答えるってことは基本ないですよね。
マンガ図書館Zも運営に問題があるサイトのように思える
漫画家で参議院議員の赤松健氏が立ち上げたマンガ図書館Zというサイトが閉鎖されるということで一時騒ぎになりました。
私は同サイトに関してほとんど知らなかったのですが、騒ぎになったので調べてみたらやはり問題のあるサイトのようでした。
古い絶版の漫画本等をネットで無料公開し、ネット広告収益を作者に還元するという事業モデルのようです。
この件に関し、自分の漫画が勝手にアップされていたという証言をいくつも目にしました。
サイトのほうでも、実際そのような事例があり、事後承諾を得ていたとのこと。杜撰としか言いようがありません。
↓このような声すらありました。
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そもそも、それらは他社の出版物であり、作者の了解さえ得られればいいものではありません。出版社の許諾も得なければならないはず。でなければ重大な著作権侵害となります。絶版かどうかは関係ありません。
また、メール一つでマンガ図書館Zから掲載を外されたという証言ポストも。
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そんな簡単に掲載(配信)取りやめられるのであれば、問題ありそうなコンテンツだけさっさと切り捨てて続ければいいのにと思いますが。元々のサイトのコンセプトが「絶版して見ることの難しい漫画本の公開」でしょう。
説明自体がちぐはぐです。まあ山田太郎・赤松健議員は情報を都合よく操作しますので、真相は藪の中ですね。彼らの活動はブラックボックス化してるので外からはうかがい知ることはできません。
またいつもの山田太郎議員のスタンドプレーでは
話を元に戻します。
クレカの話、当の同人ショップが政治家に何とかしてくださいって相談してきたというならまだしも、そういう動きは見られません。
前述のように、同人自体が違法物であり、高度に政治問題化してしまったらむしろ自分たちの商売の違法性までもが浮き彫りになってしまうなど、やぶ蛇の恐れもあります。
クレカ以外にも決済手段はいくらでもあり、ショップ的には騒がずひっそり他の決済手段にシフトさせるのが最適解なわけです。
それを、ただ単に山田太郎議員がやってる感を出してアピールして来年の参院選につなげたいという欲望からいつものスタンドプレーをおこなっているようにしか見えません。彼らからしたら、また山田が余計ことをしやがって・・・ではないでしょうか。
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