山田太郎議員がインボイス問題で消極的なのは必然
山田太郎議員がインボイス問題で積極的に動いてないとの批判の声が上がっています。
ですが、これはある意味当然です。
山田議員にとってオタクカルチャーは「利用すべきもの」。自民党における"オタクカルチャー"のリーダーとしての地位を確立するためには、党の目指す国策産業としてのアニメ像(ポリコレに準じた健全な表現、国威発揚に資し、利益を上げ国に貢献する)と擦り合わせなければなりません。
それに適合しない、ちまちました、ニッチな、ときにちょっぴりエッチな表現もあったりする深夜アニメのようなものは目障りなのです。
だからそれを支えている製作委員会などを執拗に叩いたりもするのです。
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アニメクリエイターはどんどん廃業していってくれた方が彼には内心好都合です。
選択と集中――厳選されたクリエイターで厳選された企画を回し利益を最大化する――、これがコンサル出身でもある山田議員の目指す“アニメ産業”のあるべき姿です。
そうした思想は彼のアニメ産業政策について書かれた記事などからも窺い知ることができます。
・・日本のアニメ産業は、ほとんどが国内向けに作られるものであり、多額の投資が行われることは稀です。そのため、世界に通用するクオリティのものをコンスタントに生み出し続けることが難しい状況と言えます。これから人口減少に向かう日本では、国内だけを見てアニメを作り続けることは自殺行為にも等しいと思います。これからはグローバル展開が不可欠な状況です。スポサード方式や製作委員会方式で国内から集めた資金だけを頼りにアニメをつくり続けるのは限界です。
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山田議員は今後支持者向けにあくまでインボイス反対のポーズを演じつつ、インボイスを進める政権与党のスポークスマン役に徹し、むしろ巧みに反対の声を抑え込んでいくでしょう。
あるいは、もともとの報酬が安いのがいけないのだと製作委員会に責任転嫁、彼らをスケープゴートにして彼らに対するヘイトを扇動するかもしれません。
氏がオタクカルチャーを守り発展を後押ししてくれるというのはファンタジーでしかありません。
実際は自民党のイスを維持したいがために自身の都合のいいようにオタクカルチャーを作り替えようとしています。
後ほどまとめる予定ですが、MANGAナショナルセンターやこども家庭庁など、山田議員が関わる案件はオタクカルチャーに深刻なダメージをもたらすものばかり。オタクカルチャーは山田太郎議員によってじわり破壊されていっています。オタク、支持者は彼による洗脳から解かれるべき。
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