【AIの基礎を学ぶ(11)AGI(人工汎用知能)】
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さて、少し久しぶりのコラム「AIの基礎を学ぶ」。今回のテーマは「AGI(人口汎用知能)」についてお届けします。
「AI」が時代のトレンドになっていることは言わずもがなですが、今年に入ってから「AGI」という言葉も多く目にする機会も増えてきています。AGIとは、Artificial General Intelligence(人工汎用知能)の略。
AIがさらに進化した先にある、まるで人間のように、汎用的な知能を持つ人工知能のことを言います。
AGIという言葉がビジネス業界で多く叫ばれることになったのは、ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役の孫正義さんのプレゼンテーションも大きなきっかけとなったでしょう。
2023年10月の「SoftBank World 2023」で講演した「特別講演 AGIを中心とした新たな世界へ」で、孫社長は「今後10年で全人類の叡智の10倍を超える」と多くのビジネスパーソンに語り掛けました。(まだ未視聴の方は、是非ご覧頂ければと思います!)
では、AGIは従来のAIと何が違うのでしょうか。まるで「人間のように」という部分について、もう少し因数分解していきましょう。
AGIでは、さまざまな思考の結果、悲しい、楽しいといったこれまで人間特有の感情とされていた領域までも理解し、まるで人間が感情を表すような表現を模倣することも可能と言われています。現在はSFの世界である「感情を持つロボット」は、まさにAGIの時代には当たり前になると言えます。
AIの思考、行動の幅が大幅に広がることで、私たちの生活やビジネスも進化させることができるのではないかと期待されているのです。
AGIの定義や意味合いについては、ソフトバンクのホームページでも、前述の特別公演レポートとあわせて掲載されていますのであわせて参考にして頂ければと思います。
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