たまにはテストを受けるのも良いものだ【269/300】
11月に入りました。今年も残り2か月を切りましたね。株式会社はこの亀谷です。
今日は「たまにはテストを受けるのも良いものだ」というテーマで一本書いておきます。
自分の実務に関係ありそうな資格テストって、受けてみると意外と勉強になるんですよ。
そんな資格持っていて実務に何か意味があるの?と思っている人は、それもその通りです。
まぁ、それでもたまにはテストを受けるのも悪くない理由を考えてみますので、ご興味あれば参考までにご覧ください。
資格が先か実務が先かでいくと、とりあえず出来ることが先
世の中にはそんな資格をとってどうするの?と思われる資格が多くあります。
今回、私が誘われてとった「ITパスポート」もそうですし、昨年とってみた「化粧品検定」とかもそうです。
勉強して知識を学んだという証拠としては使えますが、持っていたとしても何の意味もありません。
使わなければ1ヵ月もすると、ほとんどのことを忘れてしまうでしょう。
資格取得に対しての私のポジションから表明しておきますが、私は、資格がないとその専門業務が出来ないという資格以外は、正直なところ取るだけ自己満足に過ぎないなぁと思っています。
実務の伴わない知識は意味がないので、そこは仕方がありません。
ただ、逆に、じゃ、実務が出来るんだからこの資格取れるよね?が成り立たないことも知っています。
実務は業務範囲が限定的なことが多く、資格取得時に要求される範囲ほど広くはないからです。
「だから結局、資格を取る意味あるの?それともないの?」という疑問に対しては、実務が出来るようになりますか?という意味ではNoなのですが、目線を広げるとか可能性を広げるためにであればYesなんだろうなぁと思っています。
大人になると体系的に勉強する機会が減り、勉強する能力が落ちていく
資格を取る意味に関しては、いろいろありますが、試験を受ける意味に関しては結構あると思います。
大人になってくると、過去の経験や知識を元にして、実務を行うことが多くなり、体系的に勉強して知識を学ぶ機会が減っていきます。
体系的に学ぶ機会が減ってくると、今度は座学で勉強する能力が落ちていきます。
そうなってしまうと、結局は誰かに教えてもらわないと出来ない大人や、自分の持っている知識の中でしか勝負出来ない大人が増えてしまいます。
この変化の早い世の中で、こんな状態になってしまっては意味がありません。
そう考えると、自分の実務の関連分野のテストを、気分転換がてら受けてみることはとてもオススメです。
意外に知らないことが多いので、勉強していく中で、実務で行っていることの知識が増え、一般的に言語化する能力も上がってきますし、自分の業務の幅をまだ広げられるかもしれないという可能性を知ることにも繋がります。
知識は可能性を広げてくれるので、今の職場ではなく、今の経験をベースに新しい環境を目指すという選択肢にも気付けるかもしれません。
そうなると資格を持っていることは、知らない人に対してその知識を証明してくれるので、きっとその後押しにはなってくれるでしょう。
資格を取るというのはきっとこういう効果なのだと思います。
資格試験は暇つぶしにもちょうど良い
ここのところ、私は人に誘われて暇つぶしに試験を受けていますが、資格試験は暇つぶしにもちょうど良いです。
一人で何か資格を受けようと決めて勉強するのには、よほどの覚悟がいるので、少しでも実務に関係ありそうな資格を探して、周りを誘って受けてみると良いと思います。
大人になって、真面目に勉強してみるというのは、自分の成長をリアルに感じられて意外と面白いものです。
ここでの成長は「点数を取れるようになる」という意味で「何かにめちゃくちゃ役に立つ」という意味ではないので、ほぼゲームと変わりません。
知識も増え、目線も広がり、可能性も広がるのであれば、コスパも悪くないと思います。
もし暇だなぁと思うことがあるのであれば、その選択肢の中に「じゃ、あの資格でも取ってみるか!」を持っておくのも悪くないですよ。
誘う相手がいなければ、私が相談にのりますので、是非何か記念に試験を受けてみてください。
それでは、来週も頑張りましょう!