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地獄から地獄へ。中学・高校篇スタート【第41回】
「家族とのコミュニケーションを増やす」を目的に、母親と今までの人生を振り返るブログを投稿しています。このnoteは、ライター 長男 / イラスト 母 / 各種ディレクション 妹で運営しております。
先週無理やり「小学生篇」を終えましたので、今週からは中学・高校篇に入りたいと思います。
結局、我が地元、修羅の国 直方からの脱出を企てた私ですが、中学受験は今やキングダムの原先生の母校としておなじみ東明館と、我死ぬここと見つけたり佐賀の弘学館の2校を受験しました。
結果、まぐれで両方とも合格し、人生の中でもだいぶん濃い日々を過ごした中高一貫、全寮制、男子校の佐賀の弘学館という学校に進学することになります。
やっと地獄から脱出できて、これからは学生生活をエンジョイするんだという思いも束の間。次は別の地獄を味わうことになります(笑)
佐賀県のアルカトラズ 弘学館中学校・高等学校とは
先に断っておきますが、これから書いていく内容は、私が在籍した1992年~1999年までの頃の話です。
弘学館中学校、高等学校は、佐賀市内にある全寮制の中高一貫の男子校です。学校自体は佐賀駅からバスで30分くらい離れた山の中にあります。
どれくらい山の中にあるかというとこれくらいです。
まさに山の中。佐賀市内に向かうバスも1日に2本くらい。最寄りのコンビニまで徒歩30分という驚異の何もなさでした。
私がこの学校の10回生なのですが、設立すぐに東大の合格者を出し、あの当時は打倒久留米付設、青雲と結構受験戦争の中でも九州上位を目指そうと進学校として頑張っていました。
朝起きて、ラジオ体操して、掃除して、学校へ。
部活して、ご飯食べて寝るまで勉強。
外部からの情報はほぼシャットダウンされ、学校の成績と生活態度で管理される生活はまさに監獄です。
覗き窓のついた8人部屋からスタート
イラスト上、6人部屋と書いてありますが、中学1年生は8人部屋からスタートしました。
監視用ののぞき窓がついたドアを開けると、二段ベッドが左右に二つずつとロッカーが8個置かれているだけの部屋が始めは割り当てられます。
中学1年生の男子8人生活なので、毎日夜は修学旅行みたいな感じになり、消灯後もついついみんなで盛り上がってしまうことも良くありました。
ただ、そこには寮生活の厳格なルールが存在しており、見回りの寮監に見つかるとぼこぼこにされ、廊下に正座させられます。
消灯後に右手に竹刀、左手に懐中電灯をもった寮監が見回り、問題ある生徒を見つけると連れ去っていくいう様子はと文章で書くと、何のホラーゲームだろうかと思いますが、そんな環境でここから6年間過ごしていました。
入学したときは割と真面目にやっていたのですが、いろいろあり、結局ここから荒れた中学・高校時代を送るのですが、またそれは次の機会に書きますね。
今日はこの辺で!皆様、良い週末を。
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