本を書くまでの流れを振り返る【424/500】
株式会社はこの亀谷です。noteは5月ぶりに更新します。
ここのところ決算やったり、新規事業やったり、本を書いたりしていたため、完全にブログをサボっていました。
忙しいのを言い訳にして甘えを見せてしまうところが、なかなか一流になれない原因かなぁと反省しています。
さて、今日は「本の出版まで至った経緯」について書いておこうと思います。
本の出版まで至った経緯について
ご存じない方向けに書いておきますと、私、10月14日発売で、大和出版さんから「資料作成&プレゼン」大全という、やたら凄そうな名前の付いた本を出させていただくことになりました。
おかげ様でカテゴリー別のamazon新着ランキングでは1位を獲得!
ご予約いただいた多くの皆様、本当にありがとうございます!
現在も予約受付中ですので、まだの方も、もしよろしければ、ぽちっとお願いいたします。
初版に限り内容よりも豪華な帯が付いてきます(笑)
今回の件ですが、
WEB担当者フォーラムでの連載「誰でもできる企画書の書き方」を見た大和出版の編集者さんから連絡をいただいた。
というのが事からスタートしました。
始めは自費出版の営業か?お金とられるのか?
と疑心暗鬼でしたが、ちゃんとした商業出版のお声がけでした(笑)
自分で今年の目標に「本を書く」というのを入れていたこともあって、忙しいけどせっかくのチャンス!と思い、勢いでお受けしてしたのですが、いやー、本を書くのって結構大変ですね。。。
普通の仕事をやりながらでも頑張れるだろうと仕事を受けたのですが、ちょっと甘く見ていました。
もう二度と人の本を読んで偉そうなことは言わないと思います。
ちなみに本を書くことが決まってから、一番多く聞かれる質問が、「こういうとき、本って自分で書くんですか?」なんですが、この本は一言一句全て自分で書いています。
なので、文章が下手。分かりにくい。とかがあれば、それは全て私の責任です。。。すみません。
本を出版するまでのスケジュール
出版までのスケジュールはまとめるとこんな感じです。
3月中に出しませんか?って言われて、4月にこんな感じでどうですか?って提案して、編集部のOKが出てからは怒涛のスケジュール。
GWほぼ毎日内容作りをして、GW明けに目次確定。内容のOKが出てから、初稿提出までが約30日。
普通の仕事もしながら10万字を30日ですよ。なかなか狂気の沙汰でした。この辺、ほぼ休まずに働いています。
そして7月に原稿を調整しながら、出版会議に提出。編集部のOKが出たら、あとは図版考えて、ただただブラッシュアップの毎日です。
毎日継ぎ足し継ぎ足し書いているもので、場所によって書き味が違うし、文字数足りないから同じ内容を繰り返していたりするしで、校正作業も結構大変でした。
まだ直したい部分は多々あるのですが、締切は待ってはくれないので、最後はエイヤーって入稿して終わりです。
もっと偉い人だともう少し余裕があるのかもしれませんが、まぁ、こちらにとっては千載一遇のチャンスですからね。
偉そうなことは言えません。結果出すために言われたスケジュールで粛々と働くだけです。
この本を出すにあたっての個人的な想い
本を出すと言うと「これで夢の印税生活ですね」とか「また仕事が来ますね」とか言われるんですが、私自身はどれも望んではいません。
ぶっちゃけ印税生活なんてこれだけではとても無理ですし、仕事はもう間に合っています(笑)
私自身、新卒時代に提案資料作り、レポート作りでは本当に苦労しました。
その原因は、誰も正しいやり方を教えてくれないから。
作っては駄目出し、作っては駄目出し。
資料くらい自分で勉強して作れ。みんなそうやって成長するものだ。
なんて言われるんですけど、それってめちゃくちゃ非効率なんですよ。
資料作りは仕事が始まる前の作業で、それが出来ないと仕事が始まらない。
本来は考えることが仕事で、資料作りはおまけのはずです。
しかも資料作りって作業だから、ノウハウが明確に存在しています。
それなのに教えない。意味が分かりません。
だからこそ、これからの若い人が無駄に働かなくても良いように、私は独立してからというもの、空いている時間を使って、無料で「企画書の作り方講座」を40社以上やってきました。
実際のところノウハウ本としては、私が書いた本よりも分かりやすい本は、正直世の中にたくさんあると思います。ただ作業の全体像をさっと見れる本は少ないんじゃないかなぁと思って書きました。
筆力の足りない部分は、私のせいですので、もしよろしければ勉強会などでフォローできればと思っていますので、もし機会があれば新人研修などで使ってください。
本を出す上で、資料作成~クロージングまでのノウハウの整理もだいぶんできました。一度受けたことがある方でも納得いただけるように、パワーアップVerでお届けいたします。
私は社会人人生で2度病んで会社を休んでいますが、今の若い人がもっと効率的に作業を学ぶことによって、本来やるべき「頭を使って考える」時間により多くの時間を使えるようになれば幸いです。
この本が多少結果を出したら、人生のどこかでは「働き方」的なビジネス書も書きたいものですね。
それでは、皆様、また来週!