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分からないから不安になり、分かってから恐怖がやってくる【318/400】

秋なのか冬なのか分からない日が続きますね。株式会社はこの亀谷です。

今週は毎年恒例のハーフマラソンを走ってきましたので、今日は走りながら考えていた「分からないから不安になり、分かってから恐怖がやってくる」について書きたいと思います。

まずは分からないから不安がやってくる

未知のものを前にしたときに、まずやってくるのが不安です。

自分にこれは出来るのだろうか、挑戦するべきなのかどうかと見えない対象に対して不安になります。

不安は見えない未来から来るものなので、対象のことが良く分かっていません。

不安は良く分かっていないからこそ、目先のことに集中して挑戦すれば意外に出来たりします。

ただ、ここで自分が不安に思っていたことの実体に触れることになるので、その対象がどの程度のものであるかを実感し、その対象に対して具体的に考えることが出来るようになってしまいます。

次に来るのは予想以上の恐怖

実体を自覚した時に、対象が予想以上に大きかったりすると、突然恐怖がやってきます。

走っていても、

ここからまだ先がある。自分の脚の状態はもう良くない。まだ行けるのか?残りの距離が怖い。

という形で明確に不安ではなく、残りの距離に対する恐怖を感じます。

対象が明確な分、不安と比較すると考えて乗り越えやすいのが恐怖ではあるのですが、心の中での葛藤が若干起こります。

結構、ダイビングも似たようなところがあり、始めは海が綺麗だなぁ。楽しいなぁ。でいけるんですが、自分のスキルが上がり、海の難易度や状況の理解が進むと、いきなり海の中で「怖い」という恐怖に襲われることがあります。

これも理論と自分のスキルを照らし合わせて、落ち着いて処理しようと頑張るわけですが、自分がやっていることに対してどれだけ分かるべきなのかに関しては、難しいところがあるなぁと思う部分です。

挑戦するなら多少の不安を抱えても、全部は知らなくても良い

不安と恐怖について書きましたが、個人的には挑戦するなら、多少不安で良く分かっていない状態の方が望ましいと思います。

不安の方が恐怖よりも対処がしやすく、勢いで乗り越えられる部分が多くなります。

恐怖に変わってしまうと、身体が萎縮してしまうので、スキルを上げてからではないと乗り越えられない部分も増えてきます。

何事にも不安と恐怖はつきものですが、ある程度、その感覚を言語化して乗りこなせるようになれば、挑戦出来る幅も広がるのでオススメです。

それでは今週も頑張りましょう!

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亀谷 誠一郎 / 粛々と働きます
現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ